ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

ベトナム株、後半から切り返す。

ベトナムの経済成長について懐疑的に見ている人は多いようです。3月までの株価が急落しているときの報道にそのことは現れていました。その後、株価が上昇してからも、それらの記事が訂正された記憶はありません。ベトナム政府の金融政策や景気対策は、たしかに最初は出遅れました。しかし、その後、政府の政策が転換してからも「ベトナム、ダメ」という記事を何度も目にしました。これって、差別的な視点もあるんじゃないかと思います。だって、これだけ新築のビルがバンバン建ってるんですよ。しかも、その周りにはまだまだ野っ原が広がってるんですよ? 


日本料理店に行くと、ベトナム人について口汚く罵っている人をたまに見かけます。聞くに堪えないようなことを言う人もときにはいます。たしかに、ベトナムで生活習慣の違いから「イラッ!」とくることは多々あります。でも、日本だって30年、40年前だったら、似たようなことはたくさんあったと思うんですよね。フランソワーズ・モレシャンが「ワタシノクニデハ…」って、テレビで日本の悪口さんざん言ってたじゃないですか(よくおぼえているでしょ?)。その度に、「だったら帰れよ!」と思ってたわけですが。最近、モレシャンが流行ってるんですよ、私のなかで。嫌なことがあったときには、「ワタシノクニデハ…」とつぶやいています。(動画、2つめに登場)



◉変わるべきは中国とアメリカ。日本は今のままでいい
 黒田東彦アジア開発銀行総裁と議論する中国そしてアジア(上)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/money/20090611/197327/?P=1
『黒田氏は現在、アジア開発銀行(ADB)総裁という重職に就いておられる。ADBの筆頭株主は日本政府であるから、これは日本アジア経済戦略とも重要なかかわりを持つ組織なのだが、経済危機の余波がアジア新興国にも及ぶ展開の中で、ADBの役割は急速に高まっている。97年の通貨危機の際に、IMFとの交渉で苦い目を見ているアジアの国は、たとえ新たな流動性危機を迎えてもIMFには救援を申し込まない。そのこともあって、ADBの存在がクローズアップされたのである。対談の始めに語られているADBの増資は、まさにそれを象徴する出来事である』
『アジア全体を見ても、東アジア、東南アジアは輸出依存度が非常に高いですから、輸出はがくっと落ち、成長率が急速に落ちました。一方で政府の対応も早く、持ち直すのも早かったのです』
『1つはやはり東アジア、東南アジアの輸出依存度が高いことです。中国、韓国ぐらいの経済規模の国でも、輸出のGDP比は40%近くあります。タイやベトナムだと70%ぐらいです』


6月17日(水)
ハノイ株式市場 167.02 +1.99(1.21%) 

 売買高4123万500株/売買代金7233億1900万ドン

  4営業日ぶりに反発。上昇銘柄数は37、下落銘柄数は152。

ホーチミン株式市場 472.47 +0.50(0.11%) *VN-index

 売買高6864万8550株/売買代金2兆6101億9800万ドン

 4営業日ぶりに反発。上昇銘柄数は59、下落銘柄数は102。海外勢は買い越しに転じた。

 主な上昇銘柄は、BMIバオミン保険、BMPビンミン・プラスティック、DPMペトロベトナム化学肥料、DRCダナンゴム、FPT、GMD総合フォワーディング、HAGホアンアイン、HPGホアファット、KDCキンド食品、MPCミンフー水産、HAXハンサイン自動車サービス、NTLトゥリエム都市開発、PVDペトロベトナム・ドリリング、SFIサフィ運輸代理、SJSソンダ工業団地、STBサコムバンク、TDHトゥドゥック住宅開発、などでした。


◉両市場共に小幅反発、第3節に急伸、STBが反発、海外売越(ベトナム株情報)
http://www.viet-kabu.com/news_d/general/090617042000.html
『第1節では7ポイント弱下げていたが、第2節に入って揉み合った。売り優勢になった後、再び買いが入り始めた。すると第3節ではついに前日終値を上回った。ベトコムバンク(VCB)の上場が決定したことで、株価上昇の期待からサコムバンク(STB)が買われたことが要因と見られている』