２月にミニバス（６万ドン、300円強）で行って以来のハロン湾です。このときはバイチャイ、ホンガイに行きました。そして、酷い目にあいました。ミニバスは満員になるまで乗客を募りながら運行していたのです。急停車を何度もするので、乗り物酔いをする人もいました。そう言えば前回、ツアーの方がお得と書きましたが、今回も懲りずに個人旅行してきました。ハイフォンまで鉄道（３時間弱）、そこから船（定員は100人くらい？）で国定公園のあるカットバ島に渡る行程です。行きはスローボート（５万ドン、３時間）、帰りはファストボート（13万ドン、１時間強）でした。日程は17（木）〜19（土）の２泊３日です。
列車は９：３０ロンビエン駅発、１２：１０ハイフォン駅着でした。ハイフォンの駅に着いたとき、勝負はすでに始まっていました。駅の改札で、たくさんの人たちがボート乗場までタクシーに乗れと勧誘してきます。あまり時間がなかったので、英語の話せるおばさんの誘いに乗り、友人とバイクタクシー２台でボート乗場に向かいました。そして、「ここでチケットを買え」とフェリー乗場の手前で降ろされました。しかし、チケットが13万ドン（650円ほど）と、私が知り合いから聞いた額よりも高かったのです。これは騙されていると思い、おばさんを無視して先に進みました。
すると、ボート乗場の手前にもチケット売場があったのですが、そこのおじさんは相手にしてくれません。また、おばさんが「早く買わないと間に合わない！」と言ってきました。騙されているとわかっていたのですが、乗り遅れるのもバカバカしいので買ってしまいました。実は、チケットを買わずに船に乗り込めばよかったのです。観光客のほとんどはやられていました。おそらく５万ドンだったと思うのですが、倍以上やられたわけです。最悪ですね。取り締まればいいのに。
まあ、とにかく12:30 発のスローボートに乗れました。これはしかし、ものすごくゆっくりと進む船でした。そして、船内では大音量で映画やコントの DVD が流されていて、とてもうるさかったです。おまけに西洋人たちが船の先頭でたばこを吸うので、室内はまんべんなく臭かったです。しかし、簡単な解決法がありました。自分たちも船の先頭に行き、彼らと一緒に話してればいいわけです。ボブマリーなどが彼らのパソコンから流れててとても気持ちよかったです。なぜか いきものがかり も流れてましたw これ自体が遊覧船だと思えばなかなかいい時間なのですが、快晴の日は日差しがキツいので気をつけた方がいいかも知れません。
さて、カットバ島に着いてからホテル探しです。上の写真で船着き場から出ると半円状のゲートがありますよね？ そこをくぐってから右斜め前方に『 CAT BA DREAM 』という目立つホテルがありました。船から降りたらすぐに目に入るホテルです。私はそのホテルに目をつけたのですが、あえてもう一軒のホテルの部屋をチェックし、料金を聞きました。最初に行ったホテルはツインルーム１泊25ドル。まあまあの部屋でした。そして、そのホテルの前の坂を降り、お目当ての『 CAT BA DREAM 』の部屋をチェックしました。最初のホテルよりも新しく、しかも海岸沿いの部屋が１泊25万ドンでした。最初のホテルの半額です。１人１泊600円強で泊まれたのです。エアコンも新しく、シャワーの水量もたっぷりです。シーズンオフとはいえ、ずいぶんお得感のあるホテルでした。名前負けしていません。お薦めです。ちなみに、上の写真はバルコニーから撮りました。
ここで２泊することにしました。翌日、ホテルのオーナーと話しました。東京で勉強していたことがあるそうで、日本語を少し話されていました。彼がなぜ話しかけて来たかはすぐにわかりました。「お前も日本人なら、blog かホテル情報サイトに書き込むんだろ？ いいこと書けよ」って感じでしょう。ほら、ちゃんと書いたよw オーナーはとても気のいい感じの人でした。でも、あんたとこの受付の男、感じ悪いよ。きのうの夜はトランプしてて「カギは受付入って勝手に取れ！」と言われたし。きょうも、まだ12時になっていないのに、２回ほど電源切って「出て行け！」とアピールしてた。おかげで長谷部の試合観れなかったよ。チェックアウトの手続きも、後回しにしようとしたので、写真を撮って対抗しました。そしたら、やっと対応してくれました。旅行者のみなさん、いじわるされたときは写真を撮りましょう。
追記。最新情報！
◉ハロン湾最大の島、カットバ島へ行く船の時刻表。
http://d.hatena.ne.jp/wakita-A/20100415/1271341475
『バイチャイ側からカットバ島へのスローボート時刻表。料金は３万ドンですが、船着き場へ行くのにタクシーか、バイクタクシー（８万ドン：400円ほど払いました）に乗る必要があります。でも、船からとカットバ島内の景色は最高です。ハイフォンから行くルートよりもずっといいですよ』
