ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

ベトナム株、全面安。

きょうのベトナム株の大幅下落は驚きました。かなり買いたい気分でいましたが、理由がわからない以上見送りました。昨年、値ごろ感だけで買って、痛い目にあった記憶は忘れていません。でも、VN 指数で500を割ってきたら、我慢する自信はないですね。海外投資家は久しぶりに大幅買い越しらしいです。きょうの急落について、以下で広瀬隆雄さんが解説をされています。見てください。


◉なぜベトナム株は急落したのか?(外国株ひろば、広瀬隆雄)
http://gaikokukabuhiroba.blogspot.com/2009/11/blog-post_7574.html
『今日ベトナム市場が▼3.7%の急落を演じました。理由は2つあります。一つ目は今日、1月から10月までの銀行融資残高が発表され、前年比+33.3%だったという点です。ベトナム政府は銀行融資の成長率を+30%以内に収めたいという意向をかねてから表明しており、年末にかけて融資抑制の指導が出るのではとの懸念が生じました。なお銀行融資の多くは不動産投機や株式市場に直行しています。二つ目の理由はお米です。(以下つづく)』


御手洗会長になってからは、存在感がかなり薄れた経団連。しかし、今回は注目が集まるのではないでしょうか? 「CPI 2%になるまで現行の金融政策を」ということですが、そのままでデフレ脱却はできるんでしょうか? 日銀の顔を立てて、この程度の表現に留めた可能性もありそうですけど。とにかく、日銀に注文をだしたことは評価されるんじゃないでしょうか?


経団連が金融面での政策対応要請、CPI2%まで現行政策継続を
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-12363120091109
日本経団連は9日、景気が自律的回復過程には入っておらず、物価下落・資産デフレが懸念されるとし、金融面からの政策対応を求める提言をまとめた。日銀が12月での打ち切りを決めたCP・社債の買取り措置については、必要に応じて、機動的に再開すべきと指摘。金融政策については、消費者物価指数(CPI、除く生鮮食品)が前年比で0—2%程度になるまで現在の金融政策の継続を求めた』


11月9日(月)
ハノイ株式市場 181.81  -7.33(-3.88%) 

  売買高2105万1800株/売買代金8511億8600万ドン

  2営業日続落。上昇銘柄数は16、下落銘柄数は216。

ホーチミン株式市場 534.09  -20.79(-3.75%) *VN-index

 売買高4771万1940株/売買代金2兆1347億700万ドン

 2営業日続落。上昇銘柄数は6、下落銘柄数は176。海外勢は買い越し。

 主な上昇銘柄は、ALPアルファナム、BT6チャウトイ・コンクリート、COM資材・石油、HDCバリア・ブンタウ住宅開発、HSI生物化学肥料総合物資、SFCサイゴン燃料、などでした。


◉大幅安、資金回収を警戒か、商い1ヶ月ぶりの低水準、海外買越(ベトナム株情報)
http://www.viet-kabu.com/news_d/general/091109045547.html
『売買高・売買代金共大幅に減少した。前週末からの動き、そして米国で失業率が2桁となったことが嫌気された。第2節では一段と売りが優勢となった。20ポイント安は、11月に入って3度目。ただし海外投資家は久しぶりに大幅に買い越した』


ホーチミン取引所(HOSE):続落(ニュース証券)
http://www.news-sec.co.jp/files/2009110918334609.pdf
NYダウと日経225が小幅上昇したにも拘らず、本日のベトナム市場は反落となった。国内の信用成長率が33.3%まで上昇したとのニュースが報道され、中央銀行の設定した上限に近付くことを嫌気して売りが優勢となった。(中略)一方、中央銀行不良債権比率が低い水準で推移しているため、信用成長率の制限を拡大する可能性を示唆、明日の相場は今後のトレンドに大きな影響を与える』
ベトナム自動車製造業者協会の最新レポートによると、10月のベトナムで組み立てられた自動車の販売は11,762台と前月比+6.2%、前年同期比+103%と7月の前年度比マイナスからプラスに転じた後も連続急増。(中略)企業別では、ベトナムトヨタ(株)は市場シェアトップの25.7%、次はTruongHai Auto17.1%,GMDeawoo13.9%である』