宮台真司さんと民主党の参議院議員 福山哲郎さん(外務副大臣)の対談本を Oさんに送ってもらいました。マスメディアの鳩山首相に対するネガティブキャンペーンを見るにつけ、(実際に酷いところはあるにしても)いい加減うんざりしていたところです。もう4人連続でダメ首相になってるわけですよ。日本に人材がいないことはわかってるんだから、次々代わる首相を袋叩きにしても意味ないですよね? それより、優秀な人たちが民主党を助けてあげればいいのにと思っていました。民主党の方が自民党より外からの意見に耳を貸す姿勢が感じられますから。で、いましたよ。宮台真司さんです。かなり踏み込んだ発言をされています。
- 作者: 宮台真司,福山哲郎
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2009/11/26
- メディア: 新書
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まだ、ざっくりとしか見ていないのですが、具体的な事例をもとに話されているのでとてもわかりやすい内容になっています。民主党がしてきたことの意図と効果が確認されています。それともうひとつ、これが凄いんですけど強烈なマスコミ批判が展開されています。「マスコミの水準が低い」「愚昧なマスコミの『万年野党』的な思考停止が問題」「馬鹿マスコミ」などなど、新聞、テレビの記者たちに報道する能力がないことを徹底して暴いて行くのです。これはしっかりと読んでおきたい本です。現在が本当にスリリングな時代であることを実感できる本です。もう一度読み直します。