ハノイの日本人

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ジャニコノ31. Hey! Say! JUMP『 冒険ライダー 』

ジャニーズカウントダウン2009-2010 』も終了して、新年のはじまりです。今年はもっと「ジャニコノ」を頑張って書きたいと思います。さて、新年第1回は「裸ソング」です。嵐の上半身裸のポスターも話題ですし、山下智久の主演ドラマ『ブザービート』(09年7月13日放送開始)でも 山P の裸が多用されていました。なぜ、いま裸が注目されているのでしょう? 


前年の『コードブルー』(08年7月3日放送開始)では初回の1回だけだったんです(調べるために見ましたw )。この増え方に意味はあるのでしょうか? 単に視聴率を取るのは大変だって話かも知れません。そう言えば2009年6月26日には国会で「ジャニーズの裸は『児童ポルノ』にあたるかどうか?」が話されたりもしました。結局「ジャニーズの上半身裸は1つの思い出」という名言(?)を残して、『児童ポルノ法』は廃案になりました。もっとも、『児童ポルノ』そのものに関する法律は基準をはっきりさせて今年にも成立することでしょう。



Hey! Say! JUMP の3rdシングル『 冒険ライダー 』(08年7月発売)です。『 Your Seed 』と両 A 面ですね。作詞:中原明彦、作曲:TSUKASA、編曲:船山基紀です。歌詞は「冒険ライダー さぁ未来だ! ハダカの僕らの道は 宇宙まで つながっているから」です。


「裸ソング」というと、嵐のデビュー曲『 A・RA・SHI 』の「 Step by step ブッ飛ぶよりも裸のまま突っ込め」がありますよね。これはドラッグを使うでもなく、車を飛ばすでもなく、身体一つで進んで行こうという意味でしょう。他にも 嵐 関係では 松潤 のソロで『 Naked 』『 W/ME 』があります。他でいま思い浮かぶのは、光GENJI 『 COCORO 』、SMAP のあの曲ですか。これはまた取り上げましょう。


光GENJI の「裸」については、宅さんのインタビューでさんざん語ってもらったので、それはそちらで見てください。カテゴリー「おすすめ」から入れば読むことができます。でも『 COCORO 』の歌詞は「 COCORO だけは裸になれ すべてを見せればいいのさ」ですからね。服を脱ぐ方ではないですよ。「素直になる」方の「心の裸」なんです。たぶん、これまでのジャニーズの歌詞ではこっちの方が多いだろうと思います。


じゃあ、今回取り上げた『 冒険ライダー 』はどちらでしょうか? 「ハダカの僕ら」ですから、まんまの「裸」の方でしょうね。『 A・RA・SHI 』に近いと思います。少年というのは、なにも持たない存在です。お金も経験もです。「誰かの答えじゃなく カラダで感じたい」というように、自分でひとつずつ経験して行くしかないんです。こういう歌って私は好きなんですよ。ジャニーズが好きな理由ってそこかも知れません。『勇気100%』とかね。


ここまで書いて、あるテレビ番組を思い出しました。『裸の少年』です。「なんちゅうタイトルつけるんだ」と思いましたよ。ジャニーさんは少年の裸が好きだと。まあそういう意味も「裸ソング」には含まれているでしょう。そうだ、中山優馬のデビュー曲も「裸ソング」でした。