先日『日経ヴェリタス』に登場させていただきました。その謝礼を記者さんの好意で、いつもマンガ、雑誌、書籍を送ってもらっているんです。ありがとうございます! きょうはさっき読み終えたマンガについてだけ書いておきます。
- 作者: 一条ゆかり
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2010/02/19
- メディア: コミック
- 購入: 4人 クリック: 37回
- この商品を含むブログ (33件) を見る
『プライド』は最終巻でした。そうか、そういうラストになるんだー。感動しましたよ。成長の在り方を描かれたんですね。さすが一条先生だ! この前見た『ロング・バケーション』では「男女の友情は成立しない」という話が出て来ましたが、それはもう過去の話のようです。ここでは男女の友情はちゃんと成立しています。「草食系」なんて言葉よりいいですよね。
『3月のライオン』は安定した面白さで、今後も目が離せません。
- 作者: 羽海野チカ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2010/04/09
- メディア: コミック
- 購入: 27人 クリック: 1,643回
- この商品を含むブログ (368件) を見る
- 作者: 小畑健,大場つぐみ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2010/03/04
- メディア: コミック
- 購入: 9人 クリック: 257回
- この商品を含むブログ (163件) を見る
『バクマン。』は意外な展開。いや、一番面白いのは連載を始める前… ということを考えれば、この展開は当然か。これだったら8巻もお願いすれば良かった! 1〜6はすでに行きつけの日本料理店に寄贈してしまいました。今後も楽しみです。
最後に雑誌1冊。2009年の「ベスト&トホホ」が掲載されている『映画秘宝』3月号です。マンガのストーリーはこんなにしっかりしているのに、日本映画はなぜダメなのが多いんでしょうね?
- 出版社/メーカー: 洋泉社
- 発売日: 2010/01/21
- メディア: 雑誌
- 購入: 21人 クリック: 298回
- この商品を含むブログ (11件) を見る
1位は私も大好き『イングロリアス・バスターズ』。以下5位まで『グラン・トリノ』『母なる証明』『レスラー』『愛のむきだし』と。ダメな映画を選ぶ「トホホ」とは別に、柳下毅一郎、江戸木純、くまちゃん の御三方が選出された『はくさい映画賞』という邦画の賞があるんです。その年一番酷い映画作品、監督、主演男優、主演女優、助演男優、助演女優、脚本、作曲、特殊効果、新人賞、特別功労賞が選出されます。
バッド・ムービー・アミーゴスの日本映画最終戦争!<邦画バブル死闘編>2007-2008年版 (映画秘宝COLLECTION 38)
- 作者: 柳下毅一郎,江戸木純,クマちゃん
- 出版社/メーカー: 洋泉社
- 発売日: 2009/03/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 94人 クリック: 2,830回
- この商品を含むブログ (32件) を見る
なんと『第3回 HIHO はくさい映画賞』の栄えある『最低作品賞』を ジャニーズ Jr. 森本慎太郎くん主演『スノープリンス 禁じられた恋のメロディ 』が受賞していました! でも、書かれている内容を読むと、製作会社への酷評が主でした。セディック・インターナショナルというところで、「子供を殺して(お客を)泣かすことが大前提。さらに『おくりびと』で評価された脚本家に書かせる企画だから、儲かりまっせって感じで金を集めて作ったっていう、もっともいけないパターンの映画でしょ。監督の松岡錠司も見事に何も演出していない」と書かれています。そして、肝心の 小山薫堂 の脚本がボロボロだったようです。
そう言えば、ジャニーズ関係でいい映画って『硫黄島からの手紙』以外で何かあったでしょうか? 私はあんまり見てこなかったので、もしかしたらあるのかもしれないですけど… ジャニーさんは映画にはあまり興味がないんですかね? 他の分野でのクオリティの高さから考えると不思議ですね。このセディックという製作会社の最新作に『座頭市 THE LAST 』『宇宙戦艦ヤマト』って2本があるんですよ。心配です。