ハノイの日本人

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アブダビの夜、再び?

今から思うと冗談のような話だけど、そのとき、2006年のワールドカップの出場を日本は逃しそうだった。予選は苦戦つづきだった。2005年6月3日のアウェイ・バーレーン戦を前にして、国内でのテストマッチ2試合が行われたが、それは本当に酷い試合だった。戦う気持ちを持った選手は 三浦淳宏 くらいしかいなかった。しかも、ジーコ は 三浦 を使う気がないようだった。絶望的な気分にさせられた。ところが、そんなチームに奇跡が起こった。アウェイでのバーレーン戦、日本 はほぼワールドカップ出場を決める貴重な勝利を掴んでみせたのだ。美しいパスをつなぎ、最後は 小笠原 が見事なゴールを決めた。日本 はガラッと変わって戦うチームになっていた。実はその試合前日、合宿が行われた街アブダビで、チームをひとつにする「ある出来事」があったそうな… 


まあ、知りたい人は下の2つ目の記事でも読んでください。でも「アブダビの夜」はオーストラリアに1−3で負けた後、笑い話になっていますからね。取り扱い注意です。気をつけてください。話し合いで解決できるのは、アジアまでってことですよ。そこに行くまでに話し合いぐらいしてろって話ですよ。もちろん、やらないよりいいですけど。それで イングランド とマシな試合ができると思ったら大間違いだよ! 今晩楽しみだね。


◉ 逆襲!“ザースフェーの夜” 岡田JAPANにピリピリムード
http://southafrica2010.yahoo.co.jp/news/ndetail/20100529-00000510-san-socc
『前夜、川口主将の呼びかけで選手だけのミーティングが行われていた。監督の指示での開催は過去あったが、選手から自主的に行うのは初めて。そこで闘莉王が熱弁をふるった。「おれたちはへたくそなんだから、泥臭くやんなきゃ勝利なんて転がってこないよ」。これが口火となり、各選手が本音をぶつけあった。(中略)ちょうど5年前、ジーコジャパンでもW杯出場をかけた大一番を前に、選手だけのミーティングが開かれた。個性の強い選手たちがこれをきっかけに一致団結した夜は後に“アブダビの夜”と呼ばれ、ジーコジャパンの転機となった』
 

アブダビの夜 W杯へ激論
http://www.asahi.com/jinmyakuki/TKY200611070312.html
『ミーティングは夜の11時をすぎて始まった。5月31日、合宿先の中東アブダビのホテル。日本代表は合宿前のキリンカップで連敗していた。この日も紅白戦で主力組は0−1と敗れた。攻めと守りがぎくしゃくする。3日後のバーレーン戦に負ければ、ドイツW杯への道は険しくなる。重い空気の中で、主将の宮本恒靖(みやもとつねやす)(28)が口火を切った。「みんな、いまの状態をどう思う?」(中略)アブダビの夜。宮本の問いかけに、フィールドプレーヤーでは最年長の三浦淳宏(みうらあつひろ)(30)が続いた。「みんな本当にW杯へ行きたいのか。おれは年齢的にも最後だし、出たい」。こわばっていた思いが、熱のこもった三浦の言葉に溶かされた。20人余りが本音をぶつけ合い、気がつけば午前0時を回っていた。宮本は言う。「解決したわけではないけど、一つの方向にみんなが行こうとする流れを感じた」バーレーン戦の決勝点は中田英のパスを中村がつなぎ、小笠原がシュートを突き刺した』