ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

月の恋人、豚丼のナゾを解け 7

コンペが終わった後。蓮介 がコンペに出したイスにこっそり座ろうとする柚月。その仕草は小学校6年生の頃に戻ったよう。


◉ 葉月蓮介(木村拓哉)→ 月9の恋人と言えば キムタク
◉ 蔡 風見(松田翔太)→ 事務所の後輩(嵐?)
◉ シュウメイ(リン・チーリン)→ 木村拓哉 のハリウッド映画 挑戦
◉ 二宮真絵美(篠原涼子)→ フジテレビ
◉ 大貫柚月(北川景子)→ ロンバケ木村拓哉 のファンになった YOU だよ!
◉ レゴリス → ジャニーズ事務所
◉ マストポール社長 & 柚月のパパ(長塚京三) → 日テレ
◉ イス、家具 → 連ドラ
豚丼 → ???


蓮介:お前んじゃねーよ。(慌ててイスから離れる 柚月に もうひとつの 月の模様が入ったイスを渡す。柚月 の頭に手をのせ)ばーちゃんになるまで使えよ。(イスを渡し 立ち去る 蓮介)
柚月:ちょっと! これ、こんな かさ張るもん 持って行けないわよ!
蓮介:もってけよ! 妹だったら 兄ちゃんの言うこときけ!
(ひとりでイスを運ぶ 柚月 の前にパパ登場)
パパ:おい! うちはいつからこんなことを始めたんだ?(「葉月 柚月 家具工房」の看板を突き出す)どう見ても男物のくつ下やパンツが物干しにあったんだが、あれはいったいなんなんだ!
柚月:パパ! やっぱり私、間違ってなかったよ。
蓮介:(いぶかしげに)うん?
柚月:やっぱり あいつはいい男だった。仕事なくて へこんで ぶーたれてる私を励ますために、これ… 作ってくれたんだよ。
パパ:(なにを言ってるんだ!って感じでイスを見ようとしない。もう一度イスを突き出す 柚月。しょうがなくイスを調べ出す)うん、木が見えるイスだな。
柚月:(パパをうしろから抱きしめ)パパ、ごめんね。私、負けないよ。頑張って いい女になる。それで最高のモデルになるよ。


だんだん佳境に近づいてきました。場面は 柚月 の別荘に戻って来た 蓮介 と 真絵美 の会話。シュウメイ が上海に飛び立つ空港へ向かうつもりの 蓮介 に 真絵美 が告白する。

蓮介:お前さあ、レゴリスに戻るんだろ?
真絵美:ああ、それね。風見くんから断られちった。
蓮介:なんで?
真絵美:蓮介 に勝たないと私のこと考えられないんだって。どんだけ人の人生 じゃますれば気が済むんだ…よっ!(蓮介 のボディをなぐる)さあ、かたづけっかなー。
蓮介:ごめん、帰ってからやるわ。
真絵美:わかってるよーう。気をつけてね。
蓮介:(なにか行きづらい感じの 蓮介)
真絵美:早く行きなよ。(蓮介 の背中を押す)早く行ってらっしゃーい!
蓮介:あのさ、二宮…
真絵美:振り向かないで!
蓮介:・・・
真絵美:振り向かないで… そのまま聞いて。あのさ…
蓮介:なんだよ?
真絵美:・・・
蓮介:早く言えよ。
真絵美:好きだよ! 蓮介。
蓮介:(驚く)
真絵美:好きだったんだ… すーっと。だけど、全然気づいてもらえなかったけど… どこまで 鈍感なんだよって… ま、気づかれちゃってもこまっちゃったんだけど… こういう感じが心地いいっていうか… ほら、あったかーいお風呂に浸かってるみたいな感じっていうか。
蓮介:・・・
真絵美:蓮介 ってさ、私の前 ずーっと走ってたよね。その背中を見てるの すっごく好きだった。だから これからも… 走りつづけてね。そんだけ。そんだけ どうしても言いたかったんだ。
蓮介:・・・
真絵美:へっ(笑い)。早く行きな。蓮介! 早く行きなよ。
蓮介:(涙をサングラスで隠し出て行く)


大事なこと忘れてました。『ロングバケーション』の頃の 木村拓哉 は飛んでいたわけです。ロンバケ には「好きなことを好きなようにやれるヤツって言うのはね、翼を持ってるんだよ」ってセリフがありましたよね? 今回の美大のシーンでも 鳥 がでてきました。しかし、ここでは走っているわけです。地面に足をつけて。大人のドラマを撮ると言ってるんでしょう。いよいよ、次でラストです。(つづく)