ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

世界中でまた 穀物価格の高騰が心配されている。

現在、世界の穀物価格は 2008年の高値より高いところへ来ているそうです。原因は新興国の需要増と天候不順です。それでいくつか気になる記事を見つけました。ベトナムのインフレはどうでしょう? パン や フォーが値上がりしている店もたしかにあります。


田中宇 on Twitter
http://twitter.com/tanakanews_com
『韓国勢は08年にマダガスカルの農地の3分の1にあたる130万ヘクタールを買収しようとしたが、国民が怒って暴動を起こし、商談を潰した。韓国はこれ以外に100万haの農地を海外で確保している。中国は東南アジアなどで210万haを買収』


◉中国、干ばつ・雨・大雪(菊川弘之)
http://blog.livedoor.jp/unicom55/archives/1343198.html
『中国の中部、南部、東部に広がる深刻な干ばつの影響で約220万人が飲用水不足に直面している模様。降雨量は河南・山西・河北など7省で、前年同期に比べ約20〜90%減少。干ばつに直面する地域の一部では、冬小麦の生育にも影響が出始めている。一方、同国のほかの地域では冷たい雨や大雪が降っている。中国は広い。どの地域の天候が穀物生産高に影響を与えるかチェツクしておきたい。画像をクリックすると拡大します』
 

◉平成20 年度カントリーレポート中国,ベトナム(2009年3月、農林水産政策研究所
http://www.maff.go.jp/primaff/koho/seika/project/pdf/nikokukan5.pdf
ベトナムにとってコメは,およそ8 割の農家が携わり(Nguyen Ngoc Que[2009])国民の消費カロリーのおよそ3分の2を占める(後掲第7表参照)最も重要な作物である。コメの生産のほとんどは,北部の紅河デルタ(2007 年の生産量の17.6%)と南部のメコンデルタ(52.0%)で行われている(TCTK[2008])。この両デルタ以外のベトナムの各地域(第1図参照)では,コメは常にギリギリ自給できるかもしくは不足の状態にある(Nguyen Ngoc Que[2009])。北部ではおおむね2期作,南部では3期作でコメが栽培されている』