ハノイの日本人

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祝! ベトナム株、全面安。

先週末に ベトナム政府が金融引締めの方針を明確に打ち出したことで、きょうの株式市場は全面安となっています。それはもちろん、インフレの抑制が目的です。すみません! 株が大幅下落したときに喜びの声をあげるなんて。でもですね、昨年からこのときを待っていたんです。現在、株は持っていません。ここから買い場探しです。


ここ数ヶ月はずっと商いが薄かったので、下げの勢いも強いと思います。昨年は VN-index で 420〜550 の間で推移していました。もし、420を越えて下げて来たら、おもしろいですね。以下にはインフレ関係のニュースと、一番下にはそれに影響を与えそうな電気料金の大幅値上げのニュースです。


◉第1四半期のCPI上昇率、2010年12月比4%と予想
http://www.viet-kabu.com/news_d/vietselect/110221012726.html
『2月18日、国会常任委員会は「2010年経済社会予算計画の実施結果及び2011年計画の実施状況について」の追加報告を発表した。(中略)2010年の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年比9.19%となり、目標値の8%を大きく上回り、計画を達成することが出来なかった。予算財政委員会は、2011年年初2か月だけでCPIは2010年12月比3.4%超の上昇を示しており、第1四半期の上昇率は同4%以上に上るとの予想を発表した』


◉SBIプノンペン証券、日系初となる株式上場主幹事に
http://www.viet-kabu.com/news_d/cambodia/110221062820.html


ベトナム人実習生、日本での逃亡をいかに防ぐか
http://www.viet-jo.com/news/nikkei/110220084530.html
『現在日本に滞在中のベトナム人技能実習生は約3万5000人おり、外国人実習生の数としては14か国中、中国に次いで2番目に多い。(中略)数年前、ベトナム人の逃亡率が30%以上に達したときがあった。労働者派遣業者は逃亡を防ごうと、高額の保証金を徴収したり土地の権利書を預かったりなどの手段を取っていたが、完全に防ぐまでに至らなかった。実習生が逃亡する理由は、主に経済的問題と日本での実習を終えた実習生のその後の就職問題に分けられるという』


2月21日(月)
ハノイ株式市場 96.58  -5.73(-5.60%) 

  売買高3606万4800株/売買代金5901億5800万ドン

  6営業日続落。上昇銘柄数は19、下落銘柄数は297。

ホーチミン株式市場 483.68  -20.24(-4.02%) *VN-index

 売買高4761万5090株/売買代金1兆10億6100万ドン

 4営業日続落。上昇銘柄数は8、下落銘柄数は254。海外投資家は売り越し。


◉金融引き締め政策受けて売り殺到、インデックスはともに大幅続落(ベトナム株情報)
http://www.viet-kabu.com/news_d/general/110221023907.html
ホーチミン証券取引所は先週末に政府が市中の資金回収を進めていくことを明確にしたことを受けて前日比大幅安で寄り付く。第2節に入っても売りが加速し下げ幅を拡大していく。心理的な節目と思われたVNインデックス500ポイントが寄付きからブレイクされたことで買い方は完全に様子見となる。第3節では僅かに買いが入ったことで下げ幅を縮小したものの、前日比大幅安で取引が終了した』
 

ベトナムの電力料金、3月1日より15.28%の値上げ(ニュース証券)
http://www.news-sec.co.jp/files/2011022117084404.pdf
ベトナムの電力料金、3月1日より15.28%の値上げベトナム工商省は電気料金の値上げ提案への政府の承認を受けたが、値上げ率提案は18%から15.28%に調整され、3月1日より適用となる。2010年の電力料金は1058ドン/kWh なので、今年3月1日からは1220ドン/kWhに値上げされる。15.28%はいままでで一番高い値上げ率であり、2010年の値上げ率は6.8%、2009年は8.92%であった。ベトナム政府によると、今回の電力料金の値上げの目的は電力産業への投資勧誘と市場メカニズム活用とのことである。一方、国民の間ではインフレへの懸念が出てきた』