ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

ベトナム株、小幅続伸。

ちょっと出掛けるので、少し早めに書きます。『 SKETCH 』はもう見ていただけましたか? 173ページですよ。えっと、先々週からのベトナム株大幅下落の理由を探っていました。なにかあるはずと思っていたんです。やっとわかりました。証券会社の担当者が調べてくれたんです。


「今度の下げは個人投資家ではなく、証券会社、外国ファンド、大投資家が売り出したからです。6月30日までに、すべて非生産的な貸出残高が全貸出残高の22%に調整しなければならないとの規則で、まだ売らないといけない状況が続くと思います。」なるほど。急激な下げで売りは一旦止んでいますが、まだまだ売らなければいけない状況は続くのですね。いま買って、その人たちを助けてあげる理由はないと。でも、底値圏という認識もされているようです。


◉隅谷俊夫のマンスリーアウトルック6月号(動画)
http://www.tokaitokyo.co.jp/tv/public/market/index.html?bclid=72380035001


毎月紹介している「隅谷俊夫のマンスリーアウトルック」です。日本株の情報を中心に海外の状況もわかりやすく解説してくれています。今月は中国株の話もされています。ベトナム株の参考にもなるので、ぜひご覧下さい。


外資企業グループや外交官らがベトナムの輸入ルールに対して非難(ニュース証券)
http://www.news-sec.co.jp/files/2011053018050802.pdf
外資企業グループや外交官らは、化粧品、アルコールや携帯電話などの輸入に関する新しい規制が非関税障壁になっており、この規制は国際貿易規定に違反するものだとした。この規制においては、携帯電話、アルコールや化粧品の輸入業者は、生産国のベトナム外交官から認可書を得ることを必要とすることとしており、産業省は6月1日から導入しようとしている。またそれらの製品は3つの港からしか輸入できないことになる。国内の経済学者によれば、この規制は貿易赤字を小さくするためのものであり、外貨準備を生み出すことになるであろうとしている。現在の政府は高インフレや貿易赤字、外貨準備高の減少や通貨価値の継続的な低下といった点に注目しており、この規制を行うきっかけとなっている』


5月30日(月)
ハノイ株式市場 69.61  -1.22(-1.72%) 

  売買高2853万5200株/売買代金3017億1400万ドン

  3営業日ぶりに下落。上昇銘柄数は129、下落銘柄数144。

ホーチミン株式市場 412.10  +1.28(0.31%) *VN-index

 売買高2419万87100株/売買代金3982億5700万ドン

 3営業日続伸。上昇銘柄数は68、下落銘柄数は168。海外投資家は買い越し。


時価総額上位組に買いが集まりVNインデックスは3日続伸、HNXインデックスは反落で70ポイント割れ(ベトナム株情報)
http://www.viet-kabu.com/news_d/general/110530014140.html
ホーチミン証券取引所は先週の流れそのままに前日比プラスで寄り付く。第2節に入っても引き続き買い主導の相場となるが、VNインデックスが415ポイントを越えたあたりで一巡し、その後は利益確定などの売りに押されて上げ幅を縮小していく。第3節では大きな動きは無く、前日比プラスで取引が終了した。VNインデックスは辛うじて前日比プラスとなったが、値下り銘柄数が値上がり銘柄数を上回っており、主力株でもストップ安まで売られた銘柄が散見され、全体としてはマイナスの感を受けた』