「商業銀行からの非生産分野(証券・不動産など)への貸付残高の割合を6月末まで22%未満に削減する」ということで、持ち株売却のニュースもいくつか見られます。きょう気になったのはサイゴン証券の下のニュース。「VFMVF4」という上場ファンドの13%強分を全部売却ですよ。これはキツい。CPI の上昇は収まってきたので、どこかで買いたいとは思っていますが…
◉サイゴン証券、ベトナムブルーチップファンドの持分を全て売却する予定
http://www.vina-finance.com/news/201106/20_009565.html
『ベトナムブルーチップファンド(VFMVF4)の主要株主の株式取引予定について報告した。詳細は次のとおり。(中略)取引前保有株数:10,707,880株(13.278%)/売却予定株数:10,707,880株/取引後保有株数:0株/取引予定期間:2011年6月22日〜2011年7月22日』
◉中央銀行、6月時点の貸付成長率は7.05%に留まる
http://www.viet-jo.com/news/economy/110617065745.html
『ベトナム国家銀行(中央銀行)が17日に発表した「2011年年初6か月の銀行活動状況」の報告によると、6月10日時点の貸付成長率は20%未満の通年目標値を大きく下回る7.05%程度に留まった』
◉ JCB、サッカーベトナム代表チームのスポンサーに
http://www.viet-jo.com/news/economy/110617030057.html
『ジェーシービー(JCB)の海外業務を行う子会社ジェーシービー・インターナショナル(JCBI)(東京都港区)は13日、ベトナムサッカー連盟(VFF)及びサッカーベトナム代表チームのスポンサー契約を締結したと発表した』
6月20日(月)
◎ハノイ株式市場 75.33 -1.30(-1.70%)
売買高3652万5100株/売買代金4172億3400万ドン
2営業日続落。上昇銘柄数は61、下落銘柄数235。
◎ホーチミン株式市場 431.63 -7.30(-1.66%) *VN-index
売買高3233万4480株/売買代金5296億1800万ドン
2営業日続落。上昇銘柄数は53、下落銘柄数は167。海外投資家は売り越し。
◉インデックスはともに続落、出来高少なく低調な相場続く(ベトナム株情報)
http://www.viet-kabu.com/news_d/general/110620021147.html
『ホーチミン証券取引所は先週までの流れそのままに前日比マイナスで寄り付く。第2節に入っても売り主導の相場が続き、下げ幅を拡大していく。第3節では大きな動きはなかったものの、前日比マイナスで取引が終了した。直近好調だったビンコム不動産(VIC)がストップ安に転じたことがVNインデックスに大きな影響を与えた』
◉様子見ムードが強まるなかで軟調な商いを継続、インデックスも2日続落(マネーベトナム)
http://www.moneyvietnam.com/index.php?option=com_news&op1=market&sid=29150
『売り一巡後にはプラス圏を回復する場面もみられたが、取引前半で発表されたハノイ市の6月消費者物価指数(CPI)上昇率が前月比で1.21%が伝わった。支援材料に乏しいなかで、この報道は投資家心理を一段と冷やす結果となり、インデックスは下値を切り下げ安値圏での推移を余儀なくされた。また、取引後半にはホーチミン市のCPI上昇率が前月比で0.69%と伝えられた。引けにかけてVN‐インデックスは、ほぼ安値引けで取引を終えたが、もう一方のHNX‐インデックスは引けにかけて下げ渋る動きが展開され、投資家心理に回復の兆しを残しつつ取引を終了した』