ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

消費増税法案が衆院で可決されたそうですね。

酷いですね。日本はこれからも失われた数十年を送るんですね? 下の記事、とてもわかりやすかったです。わかりやす過ぎて、改めてショックを受けました。平成元年より GDP は70兆近く増えているのに、税収はなぜ減り続けるのか?が解説されています。しかも、消費税を上げても上げても、税収は上がっていないんですよ。そういうことをわかっていて、尚、上げるんですよ。酷いですね。


◉デフレ下で間接税増税する愚策をなぜ繰り返すのか?(木走日記)
http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20120626/1340676954
『グラフの「税収計」の推移に注目してみれば、この平成時代、消費税を平成元年に3%で新設し、平成9年に5%に増税したにもかかわらず、この23年間ほぼ一貫して税収が下がってきているのが理解できます。平成2年の60兆1059億をピークに、増税した平成9年には53兆9415億に、そして今年度は42兆3460億まで落ち込んでいます。特に消費税を増税した平成9年度以降本年度まで、一度も平成9年度の税収を越えることはできていません。(中略)平成23年間でこの国は、所得税最高税率を引き下げ、高額所得者を中心に減税を行いました。また国際競争力を高めるため(経団連主張)法人税も減税を行ってきました。それを補うように消費税を設立、増税してきました。しかし今検証したとおり、所得税法人税の減税が大きすぎて消費税では補えず、毎年度のプライマリーバランスに壊滅的な赤字をもたらしました。これは当然のことです、世界で類を見ない長期のデフレ経済の下で国民の所得は下がり続けている日本で、間接税をいくら増税しても、直接税の減税を補うことはまったくできなかったのです。過去のデータは今検証したようにデフレ経済下でいくら消費税を増税しても税収増にはいたらないことを示しています。そしてこの国の財政は取り返しがつかないぐらい傷ついてしまっています』