ハノイの日本人

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ベトナム株、5日続伸。

中国との領土問題が激しくなった昨年10月以降、タイやベトナムへの移転を考える日系企業は増えています。しかし、ベトナムの国内部品調達率は27.9%とまだまだ低く、それなのに人件費の上昇は著しいと JETRO の調査報告は告げています。とは言え、ベトナムの黒字率は中国を上回って60.2%になっています。どこも一長一短あるわけですが、その中で生産地を模索する状況は今後も続きそうです。


JETROベトナムは有望な投資先だがビジネス環境の改善進まず」
http://www.viet-jo.com/news/economy/130126014552.html
日本貿易振興機構(JETRO)はこのほど、アジア・オセアニア地域で事業を展開している日系企業の経営状況に関する調査報告を発表した。同調査は約4000社の企業を対象に行われたもの。この調査の結果、日系企業ベトナムを有望な投資先と高く評価する一方、既存のビジネス環境の不備が依然として存在し続けていると見ている。23日付VNエコノミー紙(電子版)などが報じた。ベトナムで事業展開している調査対象企業の65.9%は、今後1〜2年間で事業拡張を行う計画があると回答している。この比率は過去2年間低下傾向にあるが、低下率はタイや中国の低下率よりかなり小さく、一定の評価ができる。経営状況については、黒字を計上している企業が全体の60.2%を占めた。これは東南アジア諸国連盟(ASEAN)の平均比率67.5%を若干下回っているが、中国の57.2%より高い。また34.2%が「2013年に情況が好転すると思う」と回答し、前年より+13.8ポイント高い結果となった。一方、人件費の急増が大きな懸念材料と考えられている。ベトナムにおける賃金は周辺諸国と比べてまだ低い水準にあるが、上昇の一途を辿っている。2012年の昇給率は19.7%だったが、2013年も17.5%の高水準を保つ見通しとなっている。また、国内部品調達率が低い水準に留まっているのもマイナスポイントと捉えられている。ベトナムにおける国内部品調達率は27.9%で、中国の60.8%、タイの52.9%、インドネシアの43.3%をはるかに下回っている。』


ベトナムETFが大幅上昇、現地企業の外国人持ち株比率引き上げ報道で
http://www.emeye.jp/disp%2FVNM%2F2013%2F0129%2Fstockname_0129_010%2F0%2F1/
ニューヨーク証券取引所に上場しているベトナムETF(上場投資信託)「マーケットベクターズ・ベトナムETF」(VNM)の取引価格が先週、1日の取引で約4%も急伸した。これは国家証券監督委員会(SSC)が一部のベトナム企業に対する外国人投資家の持ち株比率を引き上げるとのニュースを好感したもので、同ETFの売買高は1日平均の2倍にも膨れ上がった。(中略)現在、SSCは外国人投資家の持ち株比率の上限を49%と設定しているが、地元紙サイゴン・タイムズ(電子版)によると、1−3月期中に議決権のない新株発行を通じて、この上限を引き上げる可能性がある』


1月29日(火)
ハノイ株式市場 62.99 +0.47(0.75%) 

  売買高8202万9627株/売買代金6544億800万ドン

  5営業日続伸。上昇銘柄数は104、下落銘柄数111。

ホーチミン株式市場 484.01 +4.41(0.92%) *VN-index

 売買高8811万株620株/売買代金1兆3294億4800万ドン

 5営業日続伸。上昇銘柄数は101、下落銘柄数は129。海外投資家は金額ベースで大幅売り越し。


◉VNインデックス5日続伸、引け間際に大きく反発(ベトナム株情報)
http://www.viet-kabu.com/news_d/market/130129063341.html
ホーチミン証券取引所前場の取引は前日比僅かにマイナスで寄り付く。その後は、480ポイント前後を中心に売り買いが交錯する展開となる中、前日比プラスで前場の取引を終えた。後場の取引でも、一時マイナス圏に転落する場面があったが、引けにかけて大きく反発し、前日比プラスで取引を終えた』


◉連日の大商い、VN-インデックスは5連騰、480ポイントを回復(マネーベトナム
http://www.moneyvietnam.com/index.php?option=com_news&op1=market&sid=32497
『VN‐インデックスは前日の地合いを引き続いで続伸して取引がスタート。連日の上昇による高値警戒感から金融・不動産セクターの主力株を中心に利益確定の売りが出てマイナス圏に転落する場面もあった。しかし、投資家心理の上向きを背景に、主力銘柄が物色され指数が押し上げられた。終盤にかけて大きな動きが見られずVN-インデックスは480ポイント台を回復し、5日続伸して取引を終えた』