ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

五木ひろし『夜明けのブルース』についてもっと語りたい!

この前も Oさんと NHK紅白について語ったんですけど、もっと語りたいと思うんですよね。あと3つほど。ひとつは ももクロ なので、そのうちまた語る機会があると思います。でも、五木ひろし福山雅治 についてはこの機会にもっとしっかり語っておきたい。まずは 五木ひろしから。この前、この映像を観て衝撃を受けませんでしたか?



五木ひろし五木ひろしのモノマネしてるんじゃないかってくらい、五木節全開なのも素晴らしいですけど、やっぱり、作詞・作曲を手掛けた レーモンド松屋に注目が集まりますよね? かなりイカすギター。演歌界では、ここ数年注目の人物のようです。2012年は作詞賞でさらに価値を下げた『レコード大賞』ですが、そのときに作曲賞を受賞したのが『夜明けのブルース』の松屋さんでした。



いつも私が一生懸命に誉めると「こいつ、バカにしてるんじゃないか?」って思われがちなんですよ。それはエヴァ的に言えば「ヤマアラシのジレンマ」ですよ。今回もそうなりそうですけど、勇気をだして誉めようと思います。五木ひろしは『夜明けのブルース』を今年も歌い続けるべきだと思うんです。間違いなく、大ヒットになりますよ。この曲に私が惹かれる理由を書いておきます。


この曲で一番耳に残る歌詞と言えば、サビの「♪ ここは松山 2番町の店 渋い男の夜明けのブルース」ですよね? 気持ちよくカラオケで歌えるんじゃないですか? でも、私は不思議に思いました。「これのどこが渋い男なのか?」と。だって、飲み屋で出会った男女の話ですよ。そして、それは秘密にしないといけない関係なわけです。不倫ですかね? で、男の方はタクシーで帰ろうとするけど、下半身の納まりがつかなくなってるわけです。


渋さのカケラもないw いやいや、とてもリアリティのある話ですよね。カラオケで歌えば渋い男になったような気になって、店のネエちゃんを口説けるわけです。実用的。素晴らしいと思います。しかし、これは本当に男女の話なんでしょうか? 渋い男というストレートな言葉が、この歌を売れる1曲にしてるとは思います。でも、レーモンド松屋はそれを狙ってこの言葉を使ったのでしょうか?


夜明けのブルース (花丸コミックス・プレミアム)

夜明けのブルース (花丸コミックス・プレミアム)


ちょっと『夜明けのブルース』で検索してみました。そしたら、こんなマンガがあったんです。単行本が出たのは最近ですが、連載開始は 2011年7月だったみたいです。うーん・・・ これ BL なんですよ。男女の話ではなく、男男の話なんです。しかも舞台は寂れたスナックで、35歳のマスターと 20歳のヤンキー青年のラブストーリーのようです。「秘密に出来るの?」という歌詞が重く響きますね。『夜明けのブルース』の舞台である2番町という地名も意味深に思えてきます。渋い男=ウホっ、いい男なのか。うーん・・・ これは売れるな。