ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

Qlair プロデューサー篠崎恵子さんのインタビュー。

きょう本屋で『80年代アイドルカルチャーガイド』が発売されているのを見つけました。制作者へのインタビューなどもあってかなり充実の1冊。もちろん、買うことにしたんですけど、そこからレジに行くまでにもう1冊見つけました。今年の3月に出た『ラグジュアリー歌謡』という本です。2200円+税という値段を見て、また今度と思ったんですけど・・・これが!


ラグジュアリー歌謡 (((80s)))パーラー気分で楽しむ邦楽音盤ガイド538

ラグジュアリー歌謡 (((80s)))パーラー気分で楽しむ邦楽音盤ガイド538



山川恵津子さん、森達彦さんという二人に田中雄二さんがインタビューしてるんですけど、その話はまた今度。『80年代アイドル』の方にも山川さんが小泉今日子の仮歌を歌ってた話が登場してましたね。それよりも Qlair のプロデューサー篠崎恵子さんのインタビューが凄かったので衝動買いしました! まさか『瞳いっぱいの夏 Radio activity』の話が聞けるなんて! まずはこの動画2曲を聴いてください。




上がデビューシングル。下の方はパール兄弟などで知られる 窪田晴男さん編曲バージョン。ギターも窪田さんです。これを収録したCDが Qlair のラストシングルでした。解散が決まってから制作されています。篠崎さんは自分のやってることが響かないと自爆して「放射能漬けになっても生き抜くアイドル」というコンセプトでこの曲を制作したそうです。ちょうど、ロシアの原潜が沈んで日本海が汚染された怒りもあったとのこと。この曲はプロデューサーの魂の叫びだったんですよ。


私は大学生の頃この曲が大好きだったんです。本当に興奮しましたよ。だって、当時ロッキング・オンの社員募集に添付する文章をこの曲で書きましたから。当時付き合ってた彼女に「あのときこいつはダメだと思った」って後で聞きましたけどw かわいい女の子がかっこいいギターで歌ってる。世界に通用するロックはこれだって書いたんです。マジだったんだけど・・・



たぶん、この曲にやられたのは私だけではないですよ。つんくさんなんてこの曲に影響されて3曲も名曲つくってますから。まずは Bouno!『恋愛♥ライダー』と『初恋サイダー』。



どうですか? あんまり似てない? だったら、これはどうですか? ここで何度も登場している『なんじゃこりゃ?!』。ほら、松田聖子渚のバルコニー』をこっそり挿入してるでしょ? 篠崎さんの方は『白いパラソル』だけど。とにかく、このインタビュー面白いので、みなさん手に取って見てください。なぜ『白いパラソル』が使われたかもわかりますよ。そうだ THEポッシボーは11月に京都でライブがありますね。必ず行きますよ。