きのう試験が終わり、きょうは両親のいる介護マンションに行ってきました。スタッフの人たちはにこやかに「元気に暮らされていますよ」と声をかけてくれました。父は仕事にでかけており、母は共有スペースにいるということで、そこまで探しにいったのですが、そこには知らないおばあさん2人しかいませんでした。「あれ?」っと思って、もう1回そのおばあさんを見たところ、そのうち一人が母でした。
この3週間になにがあったのか? 一気に 90歳になったように小さくなってます。驚きました。昨年末、リハビリをしなくなった途端に足腰が弱り、クリスマスに転倒する事件がありました。それでリハビリの指導を受けると聞いたはずです。でも、この様子を見ると、まだなにもしてない感じです。
他にも、前から気になっていた事があります。歯ブラシが毎回もの凄く汚いのです。歯磨き粉がこびりつき、茶色に変色しているのです。リハビリ病院のときは毎日私が洗っていました。母は右手が使えませんし、認知症もあるので、そのあたりはスタッフの方々に気をつけてもらいたいのですが。お世話になっているので、いろいろ言いづらく優先順位として後になっていました。
さすがに言わないといけないと思い、部屋まで来てもらい「酷くないですか?」と伝えました。するとその女性は「新しい歯ブラシは用意してますか?」と聞くのです。こんな不潔な歯ブラシを使用させている時点で、かなり恥ずかしい事だと思うのですが・・・・ しょうがないので新しい歯ブラシがあることを見せ、そういう問題ではないともう一度言いました。
その後、簡単な運動を母にさせ、散歩にも連れて行きました。すこし顔色がよくなった気がします。看護師さんがインシュリンの注射をしに来たときに「まったく運動できていないようですが?」と聞きました。すると「昨年の転倒で腰に圧迫骨折がみつかりました」と言うのです。それが原因で運動できなかったと言っているようです。
でも、歩行困難が原因で転倒し、慢性硬膜下血腫と骨折が起きているのです。歩行を維持するための運動は生命線だと思うのですが・・・・ 決して激しい運動ではありません。ヒザを曲げる程度の屈伸を10回するだけです。それすらも出来ないなんて・・・・ かなりがっかりしました。この前読んだ本にも書いてありましたが、施設の料金の高さと介護の質は比例しないのです。思い知らされました。他にも大きな問題があります。長くなったのでまた書きます。