ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

それでもコンディションの悪さは語られるべき。

今回のワールドカップ惨敗の原因を考える記事がありました。うれしく思うのと同時に、違和感もありました。「コンディションは負けた理由にならない」という考えが杉山茂樹さんから語られているからです。「問題点のひとつにさえ挙げたくない」とまで言われています。


でも、例えそれが言い訳として恥ずかしいことだとしても、検証は必要ですよね。っていうか、恥ずかしい試合をしたのは事実でしょう。原強化委員長がそれを認める発言をしたのに、なぜそうなったかを質問する記者すらいなかった。そして、情けないから語るなと言う。おかしくない? 日本代表のコンディションは明らかに悪かったよね? でも、情けないから検証しないの? まったくわからない。単に、その問題だけで終わらなければいいだけなのでは?


◉今こそザックジャパンの敗因を徹底検証しよう(スポルティーバ
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140820-00010002-sportiva-socc&p=5
『杉山:今回のW杯では、日本代表のコンディションの悪さが余りにも目についたんだけど、僕からすれば、本当はそんなことを問題点のひとつにさえ挙げたくない。4年もの間、多くの大金をつぎ込んでやってきて、最大の敗因はそこだったですか? となって話が終わっちゃうからね。にもかかわらず、原さんは先日の記者会見でも、「(拠点の)イトゥは涼しかったけど、試合会場が暑くて、その分、調整するのが大変でした」とか、「(5月下旬の)指宿合宿で追い込み過ぎました」とか、コンディション作りでうまくいかなかった点を口にした。それにはもう、開いた口が塞がらないというか、情けなさを感じたよ。だって、コンディションのことを言い訳にしたら、自分の無能さを証明しているようなもの。最もやってはいけない、「初歩的なミスをしました」と言っているのと同じなんだから。それでいて、代表チームを統率するトップの人間が、平気な顔をしてコンディション作りの失敗を敗因に挙げるなんて、すごくカッコ悪いことだし、滑稽なこと。だから僕の中では、原さんが一番の厳罰対象になる。』こん
『―― 試合会場の高温多湿は、対戦相手だって条件は同じですからね。
杉山:そう。だから、コンディションは(負けた)理由にならないんだよ。相手だってコンディションが悪かったかもしれないし、日本だけが悪かったとは限らないんだから。
浅田:日本のサッカーは、特に運動量がカギになるからコンディショニングは重要な要素。だからこそ、そこにフォーカスしたくなるんだろうけど……以前は緻密すぎるくらいできていたことが今はできなくなったんだから、むしろ恥ずかしいこと。それを敗因にするのは、あまりに情けないですよね。』