ハノイの日本人

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あまちゃん、春子の元ネタ?

ジャニーズの敵・鹿砦社のサイトに面白いコラムがありました。ちあきなおみがなぜ歌うのを止めたのかが書かれているのですが、その中にちあきなみのカムバック作が発売直前に黛ジュンの歌に差し替えられたという話が登場しています。NHK朝ドラ『あまちゃん』では、薬師丸ひろ子演じる鈴鹿ひろ美の歌が下手すぎたので、小泉今日子演じる春子が吹き替えたという話でした。当時も元ネタがなにかネットで話題になり、沢口靖子ではないか?と噂されていました。『潮騒の詩』の動画はないですね。



◉脱法芸能19・ちあきなおみー芸能界の醜い力に消された『喝采』(星野陽平)
http://www.rokusaisha.com/blog.php
『結婚発表の記者会見の席上、コロムビアと再契約する意志がなく、1年間の休養に入ること宣言した。7月、メンツを潰された格好のコロムビア側は「私どもとしては、歌手を断念したと判断せざるをえなかったわけです」として、ちあきに契約解除を申し渡した。(中略)『女性自身』78年8月24日・31日合併号)は、「コロムビアが先手を打って解約書を発送したのは、“うちは、ちあきなおみを切ったんだ”という姿勢を明らかにして、ほかのレコード会社を牽制したんだと思う。これで、ほかのレコード会社は、ちあきなおみと契約しにくくなった」という関係者の声を紹介している。
80年には、映画『象物語』(東宝東和)のテーマソングとして、ちあきの『アフリカのテーマ・風の大地の子守唄』『アフリカン・ナイト』の2曲が採用され、CBSソニーから2月25日に発売される予定になっていた。(中略)だが、結局、カムバック作は発売直前になってお蔵入りとなり、映画ではちあきが歌っているにも関わらず、レコードは黛ジュンが代役として吹き込んだものが発売されるという異常な事態となった。さらに発売されたレコードは、制作現場の混乱により、初回プレス7万枚のうち5千枚が「A面・黛/B面・ちあき」というミスが発生し、回収騒ぎまで起きるというおまけまで付いた。この騒動について、マスコミでは「ソニーコロムビアに遠慮した」と囁かれた』



沢口靖子にこの事件をはめ込んだって感じなんでしょうかね? ちなみに、このちあきの歌唱ですが2005年にCD化されているようです。なので、業界的には復帰OKなんでしょうけど、既にちあきなおみは歌う気力を失った状態なんでしょう。まったく残念な話です。


象物語 オリジナル・サウンドトラック (紙ジャケット仕様)

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