ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

ジャニーズ・ファンの私があえて桑田さんを擁護する。

サザンの桑田さんと所属事務所アミューズがきのう連名で謝罪文を発表しました。年末のパフォーマンスについてです。ファンの人たちも謝る必要ないだろうとがっかりしてるみたいです。まあ、残念な話ではあるでしょう。でも、謝った理由について、私は心当たりがあるんですよ。もちろん憶測ですけど。


◉サザン桑田の謝罪にファン「ガッカリした」 作家からも「この程度の批判精神」と散々けなされる(J-CAST
http://news.livedoor.com/article/detail/9681336/
『年越しライブや紅白歌合戦での演出についてサザンオールスターズ桑田佳祐さんが謝罪コメントを発表したことに、ファンの間では「すごくがっかりした。なんで謝るんだよ」と失望が広がっている。作家の東浩紀さんからは「世間の顔色見すぎだよね」と批判され、フィフィさんからは「世間に言論の弾圧をされたというアピールにはなるよね」という皮肉な見方をされてしまった』



紅白でも歌ったみたいですけど、『東京VICTORY』は、まあ何も言ってない歌詞ですよね。なぜ、こんな曲を出す必要があったのか? もちろん、東京オリンピック開催が決定したのにあわせたんでしょうけど。桑田さんはNHKのインタビューに、正直、開催に関して複雑な想いもあると言われてましたよね? それでも、オリンピックに関係して行く必要があったんでしょう。たぶん、所属事務所アミューズのために。「私を抱きしめ 守ってくれた 人はもういない」これは『東京VICTORY』で唯一気になる歌詞です。


推測するに、アミューズでオリンピック利権に食い込むという方針が示されたんでしょう。その切り込み役をサザンがやらされたんじゃないですか? 桑田さんはやりたくなかったんだと思います。でも、守ってくれる人が事務所にいなかった。大里さんはどうしてるんでしょう? 桑田さんはカップリング曲で「その頃、俺は死んでるかもよ?」と皮肉を言うのが精一杯でした。2020年まであと5年ですから、まあ、死なないとは思いますけどね。



このPVは桑田さんの「生前葬」ですよ。いろいろ面倒くさくなったんじゃないですかね。もう、わかってもらえたんじゃないでしょうか? アミューズがオリンピック利権に食い込むために、今回、桑田さんは謝罪させられたんですよ。ここでサザンのブランドに傷がついたらマズいんです。一刻も早い火消しが必要だった。やれやれ。


だけど、アミューズはもっと桑田さんを大事にした方がいいですよ。桑田さんがいなくなったら、もう、どこにでもある普通の芸能事務所になってしまうんだから。わかってんのかな?