ハノイの日本人

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京都サンガ1−1東京ヴェルディ。

きょうは GW 最後の試合でした。ほとんどはつまらない試合だったんですけど、82分にダニエル・ロビーニョが得点してからは、今年一番の盛り上がりでしたよ。スタンドも含めて一体感があって、逆転もありそうな気配でした。同点までは、監督も言ってるように、負けてもおかしくない試合でしたからね。後半にも決定的なシーンをつくられていました。なんとかゴールラインを割らせませんでしたが。監督のインタビューを見てみましょう。



J2リーグ第13節 京都サンガ vs 東京ヴェルディ
http://www.sanga-fc.jp/games/result/2015050905/
『和田監督:3バックでスタートしましたが、全体が引きすぎて、ラインが深くなって、そこでボールを奪ってもなかなか前にいけなかった。東京Vさんも前からどんどんプレッシャーをかけてきて、(試合前には)高いときとリトリートするときを使い分けていくことは伝えていたんですが、前半はずっと引いた状態で、なかなかペースをつかめず、先に失点をしてしまった。後半は今までやってきた4バックに戻して、全体的に前からいくようにしました。
 4-4-2にした後半は、お互いに距離感がよくなって、ボールも少し動くようになりました。相手になかなか追加点を許さず、少しずつペースもうちにきたように思います。交代をしながら同点に追いついて、残り10分くらいありましたが、あの時間帯は、1つとれそうな雰囲気だっただけに、逆転までもち込めず、非常に残念でした。全体を通したら正直負けゲームだったと思いますが、今日はそれを引き分け、最後はなんとか逆転にまで、という雰囲気はチームに戻ってきたと思います。これで勝ちきれていれば、もっとチームはいい流れになっていくと思いますが、そこに少し近づいたと思って、次のゲームに向けてしっかり準備をしてやっていきたいです。
 Q、先発のメンバー構成の狙いは?
 和田監督:ケガ人と出場停止、連戦で疲れもあったので、前節(岐阜戦)に有田と伊藤を帯同させずにこのゲームに向けて準備をさせました。ボランチのところは、前節佐々木が途中からナミル(金南一選手※今節出場停止)と組んで全然問題なかった。もう一人に関しては、原川なのか和田なのかというところで、前への攻撃参加ということを考えて和田を起用しました。ただ、前半から守備に追われて体力的に落ちていたので、結果的にはふたりとも変えることになりました。奥川は先発でいこうと思っていましたが、少しアクシデントがあったので、今回は出場を回避させて、次のゲームから準備をさせたいという考えです。

 Q、磐瀬選手と原川選手の評価は?
 和田監督:どちらかと言えば、磐瀬が守備的なタイプで、原川は配給ができる。原川は短い時間でしたが、前へボールをつける意識もよく出ていましたし、最後の残り10分も攻撃に関わって、チャンスも作り出してくれました。なかなか先発でチャンスを与えていなかったなかで、しっかりいいモノをアピールしてくれたと思っています。』


奥川は先発予定だったんですね。アクシデントか・・・前節、アウェイでデビューしてたので、きょうは出場を楽しみにしてたんですよ。で、きょう一番驚いたのが、監督の息子、和田選手がボランチでスタメン出場だったことです。バヤリッツァ、金、田森、という計算できる本職ボランチ3人がいない中で、原川は使わずに佐々木と和田がボランチだったんです。これは不安だなっとw しかも、3バック・・・


私が思うに、バヤリッツァがいない3バックはダメだと思うんですよ。結局、ずるずると下がり5バックになる。それでも安定するなら、まあいいんですが、大概やられてるじゃないですか? でも、和田のボランチは悪くなかった。彼はどこにでも顔をだし、かなりタッチ数はあったでしょう。玉際も厳しくいけてましたよ。これで、もっと視野を広くしてロングパスなんか出せたら行けそうですよね? もちろん、フル出場できる体力も必要だけど。


いまの京都で視野が広いのはバヤリッツァだけですもんね? だから、私は彼を最終ラインではなく、ボランチで使って欲しいと思ってるわけですから。でも、きょうは交代出場した原川もよかったですよ。これまで無難なプレーばかりで今ひとつでした。オリンピック予選でもそうでしたけど。しかし、きょうは積極的に前に出ていました。これからが楽しみです。


KBS京都の中継をさっきまで観てたんですけど、選手交代で4バックにしたのではなく、後半スタート時からですよ。まあ、それはいい。スタート時は、3−4−3か3−6−1でした。システムがはっきりしない感じで、それもうまく行ってない印象を受けました。相手ボール時は完全に5バックでしたし。それと、伊藤の調子がきょうも今ひとつだった。ミスも多いし、中に入る時間が多いのに、相手ボールになっても戻りが遅かったんです。でも、監督は最後まで彼を信用していたようです。


得点シーンは伊藤が相手2人を振り切り、エンドライン付近からマイナスのボールを強めに蹴り、それをダニエル・ロビーニョが見事に合わせたものでした。やっぱり、能力高いな。2人ともね。あと大黒も、後ろからの低いボールを見事に合わせるもの凄いヘディングのシュートがありました。あれは決まってもいいプレーでしたが、相手GKのファイン・セーブ。きょうは相手のゴール(中後⇒平本)も含めて素晴らしいプレーもいくつか観れましたね。楽しかった。