ミスター・サンシャイン視聴終了。

NETFLIXのドラマ『ミスター・サンシャイン』見終えました。朝鮮に生まれた被差別民の子が、命がけでアメリカに渡り、軍人となり出世したことで祖国に戻ってくる。日本、ロシア、アメリカの思惑に翻弄される朝鮮。その中で主人公のイ・ビョンホンが、つまりアメリカ人になった彼が「太陽」なわけです。K-POPでもそうなのですが、アメリカ人に近づくことが目標となっている感じはありますよね？　そのあたりの関心で最後まで視聴しました。

まあ最初はそうだったんですけど、最後の方は民族に関係なく、圧倒的武力に立ち向かう人民に共感しました。途中で変わったんですよね。日本憎しで進んで来たんですけど、ロシアと戦わせるために日本にお金を貸した英米も信用できないという感じで。

ここからネタバレしますよ。日韓併合前でドラマは終わりました（いや併合したのか？）。ヒロインたちの義兵は最後の抵抗を示します。イ・ビョンホンは「太陽」というほど絶対的な力を見せません。武器を調達しに行くヒロインを救うために命を投げ出します。最後までヒロインと結ばれなかったのです。韓流ドラマとしては珍しいですよね？　スキャンダルがあったのでそれが影響してるのか？

でもその事によって、血縁よりも意志を継ぐものに未来を託すというメッセージがあったと感じました。古き良き祖国の象徴であるヒロインを救うために命をかけて抵抗する。その辺りは好印象でした。日本人としても共感しますよね？

アメリカと言えば、面白いニュースが出ています。以前から言われていた羽田空港の新ルート。アメリカさんの許可が降りず、絶望的なようです。いわゆる「横田空域」ですね。日本の領土内空域であるにもかかわらず、アメリカの許可がいるんですよ。アメリカの航空機が自由に飛べるように。私も昨年発売のベストセラー矢部宏治著『知ってはいけない』で知りました。USA！USA！とか言ってていいのだろうか？　まさかNHK紅白とか出さないよねw

知ってはいけない　隠された日本支配の構造 (講談社現代新書)