ハノイの日本人

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切通理作の ひらけ!サブカル講座!

以前、廃校になった小学校で立誠シネマという劇場をされてた方々が、京都・出町桝形商店街内に劇場『出町座』をオープンされています。そこで特撮やアニメの批評家で知られる切通理作さんがサブカルの授業をされるということで行ってきました。会場は隣にオープンした古本屋で1時間のトークをゲストの浅尾典彦さんが中心になって行われました。怪獣映画の伝来についてなど、海外映画を中心に紹介されています。いろんな資料を見せていただけて面白かったんですけどちょっと時間が短かったですよね。


今回、切通さんはご自身で監督された映画の上映で来られたんです。なんと、全ての上映について行ってるとのこと。こんな機会も二度とあるかわからないのでと言われていました。なので、イベントとは別に映画の上映後にもゲストとともにアフタートークを行われています。質問コーナーはなかったけど普通に空き時間に話すこともできるので、私は宮崎駿監督や大林宣彦監督の映画について質問させてもらいました。ありがとうございます。




切通理作監督『青春夜話 Amazing Place』の感想。なんとなく桐島みたいな映画かと思ってたんです。ピンク映画で驚きました。ピンク映画を劇場で観たことがなかったので、これまで経験したことがない不思議な体験でした。なんて言うか、ポルノを他人と一緒に観るという… 女子でも観やすいと思うのでぜひどうぞ。イベントで浅尾さんが「切通さんには、ぜひ怪獣映画を撮ってほしい」と言われたからだと思うんですけど、私はこの映画を怪獣映画として観ることができました。監督自身にその意図があった気もします。主演二人のセックスシーンで、女という得体の知れないものに自分の妄想を演じさせてるだけじゃなく、お前も一緒に怪獣になれと男に言ってるように見えたんです。このメッセージはすごく正しい。でも難しいw そう思いながら寒い中歩いて帰ってきました。老人になる前に頑張ります。


切通理作の ひらけ!サブカル講座!(出町座)
https://demachiza.com/event/710
『2月11日(日)テーマ「君の心に『怪獣』は棲んでいる!」 ゲスト:浅尾典彦さん(メディア・ライター、夢人塔代表)、2月12日(月)テーマ「サブカルで生きていくということ」 ゲスト:アリスセイラーさん(小説家)、嶽本野ばらさん(作家、エッセイスト、同人作家)、2月13日(火)テーマ「エンタテイメントにおける『ヒーロー』の力」 ゲスト:竹内義和さん(作家)、2月14日(水)テーマ「読みたいアナタと、描きたいアナタをつなぐ実践的漫画論」 ゲスト:牛田あや美さん(京都造形芸術大学・マンガ学科教員)、2月15日(木)テーマ「ポルノ映画で描かれる〈青春〉」 ゲスト:寺脇研さん(映画評論家)、2月16日(金)テーマ「AV女優から映画女優、そして映画制作へ〜『青春夜話』主演・深琴の軌跡」 ゲスト:深琴さん(女優)』