しかしですね、なんで小麦を食べれない私がイタリアで４日も過ごさなければならないのか？ パンもピザもパスタも食べれないのに。今朝はホテルの朝食で、チーズと生ハム、サラミ、フルーツ、トマト＆モッツアレラって感じ。ゆで卵だと思って取ってきたものは、割ったら生卵でした。なるほど、それで茹でる機械があったのか。とにかく夜ぐっすり寝れたので、朝ごはんを食べたら復活しました。何から書こうか？
６月１日（金）19:30関空➡︎21:30上海浦東
６月２日（土）01:15上海浦東➡︎5:35モスクワSVO、19:50➡︎22:30ミラノ
６月３日（日）
金曜日、お昼過ぎに出発。本屋やマックで時間を潰して、１時間ほど前に航空会社のカウンターへ。チケットは中国東方航空だけど、日航の地上職の人が対応してました。そしたら「ワールドカップの FAN- ID がビザとして使えるのは、14日からですよ」と言われたんです。「それって開幕日じゃん。そんなわけないでしょ」と思ってたら、その方は問い合わせに行かれました。
戻って来られて「開幕10日前の６月４日から使えるそうです」とのこと。アセりました。Expediaに連絡して、チケットを変更できるか問い合わせてくださいと言われたんです。その時思い出しました。私はキエフ行きのチケットを持っているんです。ワールドカップにこんな早く渡航するのは理由がありました。
本当は、ゲンロン主催のチェルノブイリ＆アウシュビッツツアーに参加する予定だったのです。私は現地に個人で向かい、ツアー終了後は別行動でワールドカップに行く予定でした。ですが、申し込みが遅れて定員オーバーになってしまったんです。モスクワ行きの航空券とそこからキエフへの航空券は既に自分で取得していました。そう、ロシアに入国することはできないが、トランジットだけなら可能だったんです。
Expediaのアプリを立ち上げ、キエフ行きの旅程をカウンターで見せました。それでやっと渡航の許可が降りたのです。ホッとしました。そして、上海浦東国際空港に到着。４時間もあるから飯でも食って余裕だね。そう思ってたら、ここから大変な目にあったんです。まず、入国審査の前に指10本を全部登録しないといけません。はあ？って感じですよね。いまどきどこの国だよって感じですよね？ 指紋押捺拒否事件知らないんだろうか。
それから、この空港はフリーwifi がありませんでした。一応フリーwifi とでるのはあるんですけど、中国の電話番号を持ってないと使えないんです。もう国際空港名乗るのやめて中国スタイル空港って名前にして欲しいよ。そしたら経由地に絶対しないから。でもまあ飲食店に入れば wifi は使えるでしょう。味千ラーメンもあるし。なんと22:00でほぼ閉店してるじゃないですか。
しかも両替のレート悪すぎ。3000円で 110元にしかならなかった。１元＝27円かよ。酷すぎるだろ。でも知ってました。前にきた時もこのブログで文句書いてた。知ってたんだよ。しょうがない。24時間営業のバーガーキングに行って、wifi 使わせてもらおう。ごまソフトクリームとコーヒーで20元。このごまソフトうまい。でもネットに繋がらない。冷静な時なら、ここで一旦電源を落として、再度立ち上げれば繋がったと思う。でも、この時諦めてしまう。
今度はモスクワ行きのチェックインでカウンターに。嫌な予感がする。また FAN-ID では６月４日からしか使えないと言われる。でまたキエフへのチケットがあると伝えるが、今度はフリーwifi が使えないのでアプリを立ち上げることもできない。責任者の男性にワールドカップのチケットを見せたり、色々チャレンジするが、許してくれない。最終的には、その男性のPocket wifi を使わせてくれ、それでやっとキエフ行きの旅程を見せることができた。ギリギリだった。
最近はずっと LCC を使ってたので、機内食とかかなり久しぶり。もちろんパンは食べれない。あと映画も『グレイテストショーマン』『ジュマンジ』『ジュマンジ/ウエルカム・トゥ・ジャングル』の３本観れた。日本のも何本かあったけど、観る気がしないのばかりだった。『ジュマンジ』知らなかったんですよ。「あれ？ ロビン・ウイリアムズって死んだんじゃなかった？」とか思いながら観てたんです。途中で少女役の子がキスルティン・ダンストだと気づいて、やっとわかりました。今やってるのは「２」だったのか。一番面白かったのは『ウエルカム・トゥ・ジャングル』だったんですが、最後まで観れませんでした。帰りにもう一度最初から観ます。
そんな感じでモスクワに到着しました。しかし、ここからが勝負です。実は途中で気づいたんです。キエフ行きのチケットは既にキャンセルになっているのではないか？ シェレメチェボ国際空港はフリーwifi があったので、メールをチェックしました。やはりキャンセルを受付、空港使用料などの返金の通知が来てたんです。それでも来てしまったものはしょうがないし、案外 FAN-ID で入国させてくれるかも。
入国させてくれませんでした。そこでミラノ行きの航空券をネットで購入し、やっとトランジットのターミナルに出してもらえました。朝９時になってました。疲れた。でもシェレメチェボ国際空港はご飯が美味しいんです。2005年にフランス、スペインに行った時、まだ古い空港だったけど、その時も美味しいシチューを食べたのを覚えています。今回もうまかった！ ちょっと高いけど、えびピラフ、トマトとなすのカポナータなど美味しかったです。
あとシャワーですね。この空港について検索すると、ラウンジでシャワーを浴びた話が出て来ます。でも私は断られました。もちろん、ビジネスクラスの航空券ではないし、仕方がないのですが。でカプセルホテルがあるんです。だけど値段を観たら５時間で9000円とかだった。１ルーブル＝２円でその値段。レートが悪いとさらに高額です。しかし、31ゲートの付近に仮眠とシャワーが使えるところがありました。確か『Gett Sleep』。５時間で 2100ルーブル。4200円ほど。もっと短い時間でも使えます。
ただ、ここの仮眠室はカプセル状ではありますが、入口にカーテンがありません。寝てるところが見えるんです。女子はツライかも。私はぐっすり寝れました。まあシャワーとテーブル席だけでも使用できるし。あと私は使わなかったけど、『Go Sleep』という本当にカプセルのなかで仮眠できる場所もありました。写真はあとで掲載します。
ミラノには23時前に着きました。ここもフリー wifi ないのか。しかもお店が全部閉まってる。とにかく電車でミラノ・カドルナ駅に向かいました。自販機ですがクレジットカードで簡単に切符も購入できました。しかし、持って来た wifiルーターを使うためのマイクロSiMを入手できず、ついにソフトバンクのパケ放題に手を出しました。
以前、マカオに行った時、使ったつもりがなかったのに、１万数千円を請求されたんです。これ、１日ごとに許可を取って欲しいですよね。yahooモバイルのショップで文句を言ったところ、機内モードにしておけば大丈夫と言われました。それだと wifi 使えないだろ（実は wifi 使えることが判明！）。帰ってからいくら請求されるか怖いですよ。とにかく、やっとホテルに到着。少し高かったけど、駅から近いとこにしておいてよかった。お腹は空いてたけど、すぐに寝れました。
やっと本日。今日はとにかくマイクロSiMを入手して、街中で wifi を使えるようにしないと。道が入り組んでてほとんど迷子状態で歩き回りました。暑い。昼間は33℃もありましたよ。美術館にも行ったんですけど、それはまた今度書きます。
マイクロSiM情報！ いろんなお店で尋ねましたが、どこもありませんでした。ヴォーダフォン・ショップではあったんですけど、40ユーロとか言われてお店を出ました。そして、地下鉄の駅をたどって、再びミラノ・カルドナ駅に戻って来ました。昨日、携帯関連ショップがあるのを見つけてたんです。しかし、今日も閉まってました。なぜ？ いろんなお店で聞いたんですけど、どこもダメでした。最後に、両替するかと MoneyExchangeの表記のお店に。１ユーロ＝142円と表示されています。くそ高いな。でも仕方ない。
実はトイレに入りたかったんですけど、そこで 0.5ユーロ必要だったんです。両替することにしました。そしたら、そのカウンターのガラス板にインターナショナルSiMの広告が！ ヴォーダフォンのSiMがやっと買えたんです。8Gバイトと通話もいくらかついて20ユーロでした。よかった！ 場所は電車から降りて、一番右の改札を出てすぐって感じのとこです。そんなに両替できるとこもないのでわかると思います。
しかし、そのあと１万えんをユーロにしたんですけど、50ユーロしかもらえませんでした。コミッション？って聞いたら、そうだと言ってました。やっぱりビットコイン必要なんじゃないの？ って言うか、みんなクレジットカードや 携帯で決済するようになってるので、両替屋を利用する人が減ってるのでは？ だから、使う奴らからたくさん戴く。私もクレジットカードで支払うでよかったんですけど、チップで困るんですよ。そのためにいくらか現金は必要で。
さて、晩御飯はどうするか？ さっき「ミラノ、牛丼」で検索をかけました。日本料理屋しか出てこないのか。何を食べればいいのか？ あとホテルのコンセント、マックのアダプターが使えない！ 信じられない。どこの後進国だよ。携帯は韓国で購入した Eタイプのが使えた。また変換器買わないといけないのか？
