ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

今日から U16アジア選手権。

来年ペルーで行われる U17ワールドカップを目指して U16 日本代表が戦います。今晩21:45からの試合は、いきなり山場って感じのタイ戦です。中継は・・・CSテレ朝チャンネル2。HEY!HEY!どうして見れない? AbemaTVはなぜこの優良コンテンツに目を向けないのか? タレント呼んでバラエティやるより視聴者多いと思うんですけど。それはそうと、今回も現地取材される川端暁彦さんが、フル代表の森保監督について面白い話をされています。来月も楽しみだな。


◉代表の森保は広島の森保に非ず。「世界」を追いつつ「日本」を見る(川端暁彦、浅野賀一)
https://www.footballista.jp/interview/49252
浅野「そのアトレティコは西部さんの『シメオネは創業者と後継者の一人二役をやっている』という視点が面白かった。クライフやサッキといった改革者よりも実はシュテファン・コバチカペッロといった後継者が結果を出しているという法則。Jリーグ川崎フロンターレで風間監督の後の鬼木監督、サンフレッチェ広島でミシャ監督の後の森保監督が結果を出していますが、厳しく詰めた後にゆるめるといいバランスになる」
 川端「あの考え方は面白いですよね。逆に言うと、チームを育てるには一回針を振り切った方がいい。そして最適解は針をちょっと戻したくらいのところにある、という。僕らの経験的にも納得できる考え方。かなりのイレギュラーパターンだとは思うけど、実はロシアの西野監督もそんな感じがある」
 浅野「ただ、その後が難しくなるよね」
 川端「そういう意味では、森保監督は西野監督のチームにいたのはやっぱり大きいと思いますよ。日本代表監督は『継続性のなさ』が批判の的だったけど、こういった継承は初めてのケース」
(中略)
 川端アジア大会の取材中、森保監督はハリルホジッチさんの『デュエル』的な発想は必要なことだから否定しないでねって、わざわざ言ってきたくらいだからね。その辺は監督も自覚的だと思う。あと西野監督、というか西野ジャパンから受けたインスピレーションは、森保さんにとってもホントに大きかったんじゃないかなと今回A代表を取材していてあらためて思った」
 浅野「どういう部分でそれを感じました?」
 川端「実は先月に取材していたときに『森保さんの5バックで守る戦術だとSBがアグレッシブに守れるし、対世界を考えてもメリットありますよね』的なことを話したら、『本当にそう思います? 5枚で守らないとアグレッシブに守れないようではダメなんじゃない?』と逆に聞かれて、ちょっと『あれ?』と思ったんですよ。今回、あえて4バックにトライして、しかも3シャドーに堂安律、南野拓実中島翔哉という、相当な攻撃派の監督じゃないとやらない選手起用までしてきたのは示唆に富むな、と」
 浅野「なるほど」
 川端「広島時代からずっと取材してきた中野和也さんが『システムとか以前の話で、これは広島で見せていた森保サッカーじゃないぞ!』と驚いていたけれど、それはそうだな、という」
 浅野「堂安、南野、中島の3人はまさに『個』が強い選手たちですしね」
 川端「この件については自分の中でいくつかの仮説を持ってるけど」』