ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

人類補完計画について考える。

 

Netflix でアニメ『エヴァンゲリオン』が観れるようになった時、劇場版『エヴァンゲリオン Air / まごころを、君に』を久しぶりに観ました。当時、劇場で観たんですけど、何を言ってるのかさっぱりわかりませんでした。でも今回観たら、わかりまくり!

 

公開されたのが 1997年だから20年以上経ってるんです。だから、当時エヴァを観てた人たちは40代手前ぐらいから50代になって来てる。いろんなとこで暴発してる世代ですよ。だから『 Air / まごころを、君に』観てて思ったのは、このアニメが「オタクの孤独をどう満たすか」がテーマだってこと。それが人類補完計画だった。でも庵野監督は途中で投げ出したんだよ。うるさく言ってくるオタクが嫌になった。だから、時間が経って投げ出したのを後悔して今新しいのを作ってる。

 

でもやっぱりアニメ観てるだけでは補完されないんだよ。だから事件を起こしてしまう。酷い話だけどこれは悲しい話でもある。いつものように、登場人物を解読してみた。

 

ゼーレ:おもちゃ会社

ネルフGAINAX

碇ゲンドウ庵野秀明

碇シンジ:アニメを観てるお前ら

アスカ:同世代の異性

綾波:お母さんの少女時代

 

だいたいこんな感じ。ラストではお母さんは旦那を捨てて息子の所に行ってしまう。母の過剰な愛に包まれた息子は暴走して異性の首を締める。結果、地球上で二人きりになったにも関わらず、シンジはアスカから「気持ち悪い」と言われてしまう。この救いのなさ。でもこれが現実なんだよ。どうすんの?