ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

和田彩花『Une idole』。

 

昨日はハロプロ関係でいろんなニュースが出ていました。どれもいいニュースだったんですけど、私が語るとしたらこれですよね。和田彩花さんのソロ第一弾『Une idole』。面白かった。自作詞ということで和田さんの目指すアイドル像を提示したものとなっています。作曲:信澤宣明、編曲:goldholics、Music produced by goldholics。ハロプロ色を消したものという印象を持ちました。

 

 

アンジュルムがフランス語から名付けられたんですよね。でもフランス語というのは日本語と同じでリズムを強調した音楽においてハンデとなる言語です。基本的にはシャンソンに代表されるようにメロディを愛する国の言葉なんでしょう。ですからリズムと歌詞の関係を追求し続けるハロプロとの距離は自然と出てくる訳です。とは言え、ハロプロもそのハンデを乗り越えてダンス・ミュージックを作ってますよね?

 

goldholicsさんはダンスミュージックを聴き込んだ人たちではない。今の音にはなっていますが、そう感じました。でもそのことでハロプロから距離を取れたとも言える。もちろん和田さんの歌唱法が一番それを意識したものかもしれませんが。この歌詞を書くのに、相当な労力を注がれたと思うんですけど、それに力を吹き込めたかと言うと、まだまだこれからなのかなと思います。もちろん、アイドルの第一歩として、それは正しい選択ですし、その点でもフランス語で作詞するというアイデアはよかったんじゃないでしょうか。

 

どうなんですかね? こういう風に語られたくないのか? でも語られないのも寂しいのか? 語られたいけど、もっと褒めろよなのか? でもまずは語りたくなる楽曲になってたことが大事ですよね?