ハノイの日本人

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京都サンガ1、愛媛0。Jリーグ初年度の思い出。

 

内容よりもとにかく勝ちが必要な試合でした。試合内容のことは言いません。勝ってよかった。愛媛も守備から攻撃へのチェンジが速いチームですから。ピンチも結構ありましたよね。なんとか身体を張ってゴールを許しませんでした。よかった、よかった。試合前には山瀬選手の300試合出場のセレモニーとかもあり、会場全体から拍手が響きました。庄司選手の今季リーグ戦初出場もあった。今日は試合のことではなく Jリーグ初年度の思い出を書きます。

 

この愛媛のスタジアム、私が初めて Jリーグを観た場所なんです。Jリーグの開幕年、1993年に観に来たんです。まだナイターの照明がなくて、でっかいクレーンで照明を釣り上げてました。 当時、空前の Jリーグブームでチケットなんて取れなかった。なのに四国にはまだブームが届いてなかったw    私は高知大学の学生でした。いつも生協に行って、注文した CDが届いてないかチェックしてたんです。そしたら、ショーケースに Jリーグのチケットがあるのを発見! 生協の人に「これなんですか!」と驚いてたずねました。「砥部で試合があるけど、売れてないんだって」。信じられない。しかも広島 VS 鹿島の首位攻防戦。ジーコアルシンド、風間や森保も来るw    早速、友達や後輩に教えて、すぐに8枚ほど押さえました。そうだよ、京都が Jリーグに入るまではサンフレッチェ広島を応援してたんだよ。

 

夕方4時ごろからの試合でした。日曜日の午後、車を停めた駐車場からなだらかな丘をみんな歩いて上がっていくんです。初めての Jリーグ体験。そしたら、後方から怪しい低音が響いてきたんです。真っ赤なオープンカーが何台も連なって、丘を上がってい来ました。それらは全て茨城や水戸のナンバー。髑髏マークの旗を掲げた鹿島サポーターでした。なんで暴走族がサッカーの応援してるの? びっくりしました。鹿島から応援に来たことを愛媛の人々にアピールしてたんです。サポーターという存在に興味を持ち、後にその人たちの話を聞いて本を出しました。『ぼくたちのW杯』や『日本サッカー狂会』という本です。それ以来の砥部のスタジアムです。懐かしかった。

 

試合前、スタジアム前でホルモン焼のどんぶりを食べました。美味しかった。結構並んでて、前にいた女子サッカー選手と少し話しました。愛媛FCレディースの選手でした。四国では一番WEリーグに近いチームです。今季はなでしこ1部の5位で終了したとのこと。惜しい。来季は頑張ってWEリーグに昇格して欲しいです。応援に行きます。人気漫画の『アオアシ』の作者、小林有吾さんは松山市の出身で、愛媛FCとレディースの両方のスポンサーに名を連ねてられます。あのTシャツ欲しかった。

 

そうだ、今年の夏、松山でハロコンを観たとき、アンジュルムのケロンヌが愛媛県ゆるキャラを紹介してました。でもカエルの一平くんが入ってなかった! 今日は一平くんに会えるかと期待してましたが、競技場に来てなかったようです。下のツイート見たら、色が変わってた。懐かしいセレ女と一平くん。あと話題の動画、川崎の止めて、蹴る。