ハノイの日本人

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皇后杯・決勝は浦和 VS 千葉になった。

 

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本日はホテルで女子サッカー皇后杯・準決勝、日テレメニーナ VS ジェフ千葉 を観ました。日テレメニーナ日テレベレーザの下部チームで、中高生がメンバーです。そのチームが WEリーグで無敗・首位の INAC神戸、7位の大宮を破って準決勝まで来たわけです。すごいことですよね? 男子の天皇杯だったらもっと話題になっているはず。なのに、WEリーグが初年度ということもあり、その快進撃は歓迎されてないようです。

 

日テレメニーナの試合を初めて観たわけですが、いいチームでした。決して偶然勝ち上がったチームではありません。最終ラインから繋いで、左右に揺さぶって、ビルドアップして、相手の裏に抜け出し、ゴールを狙うチームです。テクニックもあって面白いんですよ。いま私は戦術の勉強をしてるので、そういうサッカーを観れたのは嬉しかったです。しかし、相手の千葉は、前線3枚で相手の最終ラインにプレスをかけ、そこを突破されると自陣ゴール前に素早く戻り、5−4とか5−3のブロックを敷く。フラットの5バックでメニーナの攻撃に対処してるんです。弱者のサッカーですよ。それくらいやってるサッカーに差があった。

 

解説者はベレーザのOGですが、なぜか千葉側に立って解説しました。メニーナの最終ラインはパスを回して、相手を走らせます。後半早々にシャドーの2人は交代するほど疲労してたのです。しかし、解説者はメニーナはボールを支配してるように見えて、持たされてるだけだと言います。結局、千葉は前線の3人を交代しました。一方、メニーナは現在 U-18 女子サッカー選手権が開催されているので、そちらにメンバーを取られて交代もできなかったのです。結果的には、前半早々に相手のプレスによってディフェンダーのミスがあり失点。0−1でメニーナは負けました。

 

 

互角の戦いですよ。ミスの1失点で負けただけだから。後半早々には千葉に明らかなハンドがあったにも関わらず、それはスルーされました。ジャッジリプレー案件だ。後半終了間際には、左ウイングの突破からゴール前にいいクロスが上がったものの、オフサイド判定。マイナス気味に上がったクロスがなぜ? うーん、サンガスタジアムで2月27日に行われる決勝を観るつもりだったけど、行くのやめようかな。どう考えても女子サッカーの未来を感じさせるのは、メニーナのサッカーです。体格の違う相手と互角に戦えているのですから。それをなぜ潰すのか? WEリーグにとっても明るい話題ですよ。皇后杯で旋風を巻き起こした選手が WEリーグに登場するのだから。残念です。