ハノイの日本人

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水島新司先生、死去。

 

水島新司先生が先週亡くなられたそうです。驚きました。ここ数日、水島新司先生の『ストッパー』というマンガが読みたくて仕方なかったんです。それは NETFLIXで『One Outs』というマンガ原作のアニメを観ていたからです。せいぜい 120キロ台の投球しかできない博徒のピッチャーがプロ野球で大活躍する話。紙ヤスリでボールに傷をつけて変化球にするエメリーボールも登場してます。これ観たら水島先生の『ストッパー』読みたくなりますよね? 

 

 

水島先生のマンガと言えば、まずは『ドカベン』ですよ。『少年ジャンプ』より前に『少年チャンピオン』が大人気だった時代がありました。弟と一緒に『ドカベン』の表紙40冊とか並べて、かっこいいランキングをつけたりしてたな。高知といえば、土佐丸高校だよね? 犬神の服の袖からボールが飛び出す投法真似したよ。でも犬飼小次郎は高知なのに「鳴門の牙」って・・・高知県人には微妙だった?

 

山田玲司さん、きたがわ翔さんが話す『ドカベン』の話、最高に面白いですよ。人気バスケマンガ『スラムダンク』のベースにも『ドカベン』があるという話。水島先生の生い立ちから、野球マンガの歴史まで教えてくれます。下の動画は必見!

 

 

私は小学生のとき近鉄ファンでしたから、パ・リーグ舞台の『あぶさん』も大好きでした。現在サッカー界では54歳現役のカズさんがいますが、あぶさんは50代で三冠王獲っています。そのあたりで流石に読まなくなったけど。あと女性プロ野球選手、水原勇気も登場する『野球狂の詩』もありました。いろいろ読んだ。で、もう野球マンガは描き尽くしたんじゃないか?と思っていた80年代後半には『ストッパー』を読んで衝撃を受けるんです。実力の不足を頭脳で乗り越えるプロ野球選手が登場します。里中みたいな可愛い顔してるのに、さっきも書いたエメリーボールなどの反則技も使う。驚きました。もう尊敬しかない!

 

一度、知り合いに水島先生のトークショーに連れて行ってもらったことがありました。2005年とかだったかな。もうトークは終わっていたのですが、最後に会場のリクエストに応えて、水島先生が大判の紙にマジックで人気キャラクターを描いてました。かっこよかった。さらさらっと描くんですけど、あのマンガに登場する岩鬼殿馬が見事にその場に出現しました。感動しましたよ。水島先生、ありがとうございました。