ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

京都サンガ、1点が遠い。

 

 

本日は豊田スタジアムに、Jリーグ第2節、京都サンガ VS 名古屋グランパスを観に行ってました。遠い。京都駅から名古屋駅までは新幹線で35分です。近い。でもそこから地下鉄を乗り継ぎ1時間。豊田市駅からスタジアムまで歩いて30分。遠い! ここは名古屋駅に着いてからが遠い。せめてスタジアム行きのバスを出してくれない?

 

この試合、京都は相手に合わせて 3−4−3です。これまで出場してない選手では、左サイドバックの佐藤選手、ダブルボランチの左に金子選手が入っています。またGK若原選手からのボールは、ロングキック中心となり、そこから相手にプレスをかけて行く。最終ラインもハーフライン付近まで上げられる。前節よりも京都のサッカーができていた。選手たちが戦う姿を観れました。

 

名古屋の怖さは大きく2つです。まずはマテウスの蹴るセットプレイ。昨年の2試合は共に1−1でしたが、2得点ともにマテウスのセットプレイ絡みです。怖い。しかし、今回は CK をたくさん蹴られたけど、やられなかった。もう一つはもちろんユンカーです。最終ラインを高く設定する京都に対して、ユンカーや永井がそこを破りに来る。アピアタウィア選手がよく止めてくれました。

 

 

京都は後半早々にチャンスを作ります。前線からのプレスで相手のミスを誘います。川﨑選手がサイドでの競り合いでボールを奪取。そしてトップのパトリック選手にパス。パトリック選手が相手 DF 2人と競り合いながらもシュート。しかし、相手GK ランゲラックに阻まれます。決定的だった。

 

さらに10分後にも決定機があった。これも前線からのプレス。GK からのビルドアップで、ゆるく繋ぐ相手に金子選手が猛ダッシュ。それが相手DFのミスパスを誘い、パトリック選手がシュート。これもGKがファインセーブ。いいシュートでしたけどね。このように決定機を決められないでいると・・・名古屋が押し込み、最後はユンカーと永井でフィニッシュ。それが決勝点となります。

 

時間はまだまだあったのですが、名古屋はもうリスクを取る必要がありません。名古屋の壁を突き破ることは出来ませんでした。欲を言えば、京都はチャンスになることがわかっているのに、なぜ交代選手たちに「前プレ」をさせなかったのか? 2回も決定機を作り出した、名古屋の明らかな弱点なのに。もっと性格の悪いサッカーを。

 

掲示板に批判的なコメントを書いてる人もいますが、この試合はそれほど悪かったわけではありません。京都の改善点は? やはりパトリックは技術のある選手です。でもその近くで彼をサポートする選手がいない。彼は一人でシュートまで持って行ける。でもそれは相手にも読みやすい。得点の形をこれから作ることになります。もう少し待ちましょう。

 

そう言えば、イヨハ・理・ヘンリー選手が J1 初出場。私が観ていた席、南ゴール裏なのになぜかホーム側の席だった。京都の応援は上の階から響いてた。あるあるです。昨年も日本平がそうだった。後ろには子供サッカーチームの一団が。10歳以下の選手たちが名古屋を応援中。だが前半にアピア選手が痛んだときから、一斉に「ヘンリー!ヘンリー!」と選手交代を求めてコールを始めたんです。頑張ってました。イヨハ選手の出身チームの子たちか。後半に出場したときには大喝采でした。出場おめでとう。