ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

映画『BLUE GIANT』を観た。

 

本日はテレ朝チャンネルで、Juice=Juice の武道館ライブを観ました。色々面白い瞬間もあって書きたいこともあるのですが、アイドルのことを書ける状態ではないんです。今後ライブを観ても、ここで書かないと思います。クソな世の中です。

 

 

 

映画『BLUE GIANT』は、少し前に観ました。先週の月曜日、サービスデイの日に京都で観た。私はこのマンガのファンです。新刊が出たら読んでいます。映画でラストが変更されているのもよかった。楽しめました。

 

でも「音像派・映画鑑賞」についても書かないと。映画の音響について書くのです。この前は鬼滅映画についても書きました。以前の鬼滅映画では、音像的にサウンドがスクリーンにベッタリ張り付いたような感じで、それが苦手だったのです。今回の『刀鍛冶の里編』から空間音響に変わって、ずいぶん良くなりました。

 

いま観れるのでオススメは『THE FIRST SLAM DUNK』です。この映画の音響はいろんな工夫がされており、サウンドだけでも楽しめます。音響の方はもちろん、音楽関係の方にはぜひ観てほしい映画です。

 

 

映画『BLUE GIANT』です。音楽映画ですからサウンドを楽しみにして観に行きました。ライターの方々がこの映画について「本物の音楽を本物の音響で」と書いています。しかしこの映画は空間音響的なサウンドを採用していません。それは不思議なことです。いまではアニメ映画でも特別なことではないからです。

 

恐らく意図的にそうしたのでしょう。JAZZファンが思う「本物のサウンド」を表現するために。音像的には、スクリーンから数メートルの範囲で鳴っている。音量のことではないですよ。音楽は私の耳にも届いています。これは音像の話です。音がどこで鳴っているかを観るのです。

 

空間を浸すサウンドではない。なぜでしょうね? 空間音響的なサウンドは、映画館で観ることの楽しみとして定着してるでしょ? ミュージカルや音楽映画が増えたのはそういうことですよね。

 

もちろん楽曲はいい音で鳴っている。悪いサウンドと言うこともできないので、どのように書くべきか困っている。例えば『WEST SIDE STORY』のように、ライブシーンだけでも空間音響的なサウンドが前に張り出してくれば、JAZZファン以外にもアピールする映画になったと思うんです。私が観た回の観客に若い人はいませんでした。かなり高齢の観客でした。東京は違うかもしれないけど。