ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

Jリーグは反暴力、反差別、反ドラッグですよ。

 

この前、イングランドの80年代の話を書きました。サッカーフーリガンとダンスミュージックの話です。今日もそのことをずっと書いてたんですけど、まだ書き上げていません。歴史上の出来事なので、社会背景なども調べていると時間がかかります。でも週末の試合、 Jリーグでサポーターによる事件が起きてるようなので、書きます。

 

 

日本にはフーリガンはいません。でもたまに Jリーグでも観客が事件を起こすことがあります。そうなるとサポーターの事件として、メディアに取り上げられます。サポーターの熱狂はスタジアムの雰囲気を作り上げています。簡単に排除すればいいとはならない。しかし Jリーグもチームも観客の安全は確保しなければなりません。

 

難しい問題です。当然ですが、チームもサポーター集団のリーダーも、事件を起こして欲しいとは思っていません。自分たちが応援するチームのマイナスになるからです。昨年起きた問題、私としては浦和サポーターの「声出し応援をしたい」という言い分に賛成したい気持ちもあります。Jリーグとしては、それによりメディアで叩かれ、無観客試合に逆戻りさせたくないという事情もありました。

 

 

どういう人物が暴れたか? それはその事件ごとに違います。あまり経験のない人物が、その場の空気にテンションが上がり、思わず暴走してしまうこともあります。またサポーターもいくつかのグループがあるので、統一見解というのも恐らく外には出て来ない。今回の浦和レッズ・サポーターの暴力行為は、人物の特定も済んでいないので、今後の報告を待つ状態です。ただサポーター席の販売で、両チームスタッフにミスがあったことは事実のようです。

 

浦和レッズのサポーターは、いい方でも悪い方でも話題になることが多いです。確かに、いいとこ取りはできない。でもこのまま放置するのも問題です。禁止区域での横断幕の設置などは、苦々しく思っても目をつぶっているチームもあるはずです。

 

今季の浦和はいいサッカーをしていますし、タイトルも狙えるチームだと評価されています。それだけに、この機会にチームはサポーターとの問題を解決しておく機会なのではないか。

 

ここ数年のことを考えると、今回の懲罰はかなり重くなりそうです。昨年の「声出し応援」でも 2000万円です。このまま状況が悪くなるのを放置しない方がいい。もっと大きな事件が起きてしまう前に、浦和サポーターと、チームの間でルールをつくる必要があるのではないでしょうか。公開で話し合いをするのはどうですか? 浦和サポの主張を私も聴いてみたいです。