ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

ジャニーズ問題に山下達郎が参戦。

 

土曜日、サッカーから戻ってきて、DAZN観てブログ書いて、風呂入って、寝ようとしてから寝転んでツイッターを観たら、山下達郎の話で持ちきりだった。こんなの寝れねーじゃないか!!! 

 

音楽プロデューサーの松尾潔さんが、ジャニーズ性加害問題について言及したところ、所属する芸能事務所スマイルカンパニーに契約を切られたそうです。そう、その会社は山下達郎が所属する、小杉理宇造の会社。いまは息子の周水が社長になっています。どうしてお前たちは、話をどんどん悪い方に持って行くの。世間の反感しか買わないだろうが。「反省してません!」と大声で叫びたいのか?

 

 

高校生の頃にブラックミュージックを聴くようになり、松尾さんの文章をよく読んでいました。そのあと平井堅EXILE などのプロデュースで活躍してると知り、驚いたものです。ジャニーズWEST『おーさか☆愛・EYE・哀』も大好き。それだけに辛いんだよ!!

 

 

ビデオニュース無料回。ジャニーズ性加害問題。松谷創一郎さんが話されています。先日、彼の記者クラブでの会見について書きました。私の方に少し誤解があったようです。わかりやすくこの問題が語られている動画なので、良かったら観てください。宮台さんも「法外の掟」について語られています。ジャニーズ事務所が、この問題を真摯に受け止め対応してくれることを願います。

 

松谷さんはジャニーズ・タレントが犠牲者だと言う物言いについて、疑問を持たれているようです。少し解説します。光GENJI メンバーでは覚醒剤を逃避先にした人物もいます。また、自殺とも取れる表現を繰り返している人物もいます。それを観ているので、ファンは心配しているのです。ここでは KinKi Kids の二人を取り上げます。あくまでも私の解釈ですが。

 

堂本光一さんは舞台『SHOCK』シリーズで危険な階段落ちを毎回披露されています。また、ジャニー社長をネタ化して笑いをとった堂本剛さんは、そのような形で乗り越えようとしたと私は解釈しています。後に仏教やアートに救いを見出すなどの活動もされているのです。

 

私も、書いたことはないですし、誰かに話したこともないのですが、仕事がらみで性加害を受けたことがあります。それは大人になってからですけど。その被害経験について、私自身では乗り越えたつもりでいるのですが、やはり誰かに話したいとは思いません。

 

今回のジャニーズ性加害問題で、誰もこの問題に取り組んでこなかったとメディアは言います。しかし、そのことをジャニーズソングで告発したアーチストもいます。CHAGEASKA飛鳥涼と作詞家の松本隆です。

 

ASKAさんは北公次光GENJI へ』が出版されたあと、『荒野のメガロポリス』(1990年)でその問題を告発しています。ぜひ歌詞に注目して聴いてください。壮絶です。この曲で光GENJIブームは終了しました。次のシングル『Little Birthday』(1990年)でも再生について描き、ジャニー社長への戒めも書いています。

 

 

光GENJI が歌う前に、ジャニーズ80年代を代表するテーマ「ガラスの少年」を作り出したのが、松本隆です。その起源は原田真二『てぃーんずぶるーす』になります。壊れやすく美しい少年の心を歌詞にしました。そして、小杉理宇造プロデュースにより、近藤真彦スニーカーぶる〜す』(1980年)が誕生します。ここから「ガラスの少年」のストーリーは、受け継がれて行くのです。

 

「ガラスの少年」が光GENJI の曲において、無惨に殺されたことを松本さんはどう思ったのか? それが描かれたのが KinKi Kids のデビュー曲『硝子の少年』(1997年)でした。ガラスの破片が胸に刺さり、少年は死んでいます。自らの手で埋葬したかったのでしょう。これらのことを誰の介入も許さず書くために、私は書籍『SMAP 王の物語』(2019年)を自費で出すことになったのです。