ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

京都サンガ、アウェイで鹿島と分ける。

 

 

 

カシマスタジアム行ってきました。今回は千葉から行ったんですけど、近そうに見えて、かなり時間がかかります。東京からバスで行く方が早いかも。でも14時に千葉駅を出て、成田で乗り換え、佐原で乗り換え、鹿島神宮門前のわらび餅屋さんでアイス入りのを食べ、鹿島神宮駅で再び電車に乗り、スタジアムに着きました。3時間強。昨年2度行ってるので、余裕ですね。

 

鹿島の社長は、県外からの観戦も歓迎してると言ってました。であれば成田空港か、(JR or 京成)成田駅からバスを出してほしい。千葉方面から来る人も増えるはず。いまは出てないけど、成田空港から水郷潮来まで30分なのであれば、スタジアムも1時間以内で着きますよね? カシマスタジアムは観やすいので、なるべく来たい。

 

試合ですが、どちらも慎重な前半でした。鹿島は、前節ガンバ戦で嫌な負け方をした。想定外だったんじゃないですか? NHK BS 『Jリーグタイム』で森岡さんが解説してましたが、ガンバは綺麗に同サイド圧縮をはめて、自分たちのペースにしました。一方、京都は開幕戦で鹿島に見事な前プレをかまされ、早々に失点。0−2完敗。負けることを許されない両チームの戦いです。

 

とはいえ京都はいつも通り、相手を自由にさせない。集中力高くプレスをかけに行きました。しかし今回私はバックスタンドの高いところで観てました。神の視点です。誰がプレスで遅れたか、すぐにわかる。一番気になったのは前プレのとき。FW選手がスイッチを入れたら、インサイドハーフの二人は、すぐ相手ボランチについてほしい。

 

ボールを回す相手最終ラインにプレスをかけてるのに、ピトゥカ選手がフリーなら、すぐ逃げられる。まずは中央を固め、サイドにボールが出たら、マークをずらしてボールサイドに人数をかける。それが同サイド圧縮だと思うんです。鹿島の方がうまくやれてたのではないか。

 

一番危うかったシーン。前半18分、GK太田選手のクリアミスで、コーナーキックになった。確かにミスだけど、これを太田選手だけのせいにするのは、かわいそうかも。

 

スローインでサイドに出てボールを受けたCB麻田選手は、一旦前にいる松田選手に縦パスを当てる。鹿島の選手がついていたので、松田選手はすぐさま自陣にボールを送る。そこにはセンターバックの選手がいなかったので、GK太田選手がペナルティエリアの外にでて対応。そこを狙っていた相手 FW 鈴木優磨選手が、太田選手目掛けてダッシュ太田選手はトラップなしで、地面に着く前のボールを蹴ってクリア。後ろにそれてコーナーキックに。

 

これはスローインを受けたとき GK に戻さず縦に出した麻田選手のミスか? 麻田選手がサイドにでたあと、そこを埋めなかった CB井上選手のミスか? GK に中途半端なパスをだした松田選手のミスか? ミスが重なったシーンだったと思います。

 

幸い、このコーナーキックで失点することはありませんでした。相手FW に何度かシュートを打たれていますが、京都の方が相手ゴールを脅かせていたのではないでしょうか。前半0−0で終了。両チームとも集中力高く守った前半でした。

 

 

後半、京都は3バックにしました。一美選手をトップに、シャドーに入る木下選手と豊川選手が近い位置でプレイできる。あと前プレについても前3枚と MF4枚で人数をかけられる。5バックと言われるけど、サイドの佐藤選手も福田選手も、かなり高い位置を取れてましたから。最初の10分、いい時間だったから得点したかったよね。

 

でも鹿島は土居選手と名古選手を後半途中から投入します。さらに藤井選手も投入。右サイド名古、左サイド藤井で、京都の両サイドが押し込まれます。前線からのプレスも掛からなくなり、完全に鹿島のペース。ペナルティエリアで土居選手から樋口選手にパスが渡ったシーンは、ぞっとしましたね。70分か、アピアタウィア選手がギリギリのシュートブロック。やばかった。

 

京都はパトリック選手を投入し勝負に出ます。75分、右サイドから福岡選手の完璧なクロスを豊川選手がフリーでヘディングシュート。惜しい! これは決めたかった。でもこの一連の流れ自体、豊川選手の前プレから始まっていました。ここからあとはキツかった。かなり鹿島に押し込まれた。とにかく弾き返して、最後までゴールを割らせなかった。0−0のスコアレスドローです。DAZN実況には、創造性に乏しい試合と言われてます。厳しいね。

 

次節、アウェイ・ガンバ戦。相手も調子を上げているので、かなり激しい試合になるでしょう。気温もかなり上がっているし。大変だな。