ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

11月22日付 アルバムBEST 3。

 

村本さんが高知でライブ。高知新聞に出ていますよ。なのにいない! 現在また旅に出てるので観れない。夏に京都で村本さんのスタンダップコメディを観たんです。すごかった。2時間以上やったと思うけど、客席の反応を観ながら、さまざまなトピックを繰り出し笑わせる。箱の熱気を操るように。村本さん、新年には渡米されるので、結構貴重な機会ですよ。おめでとうございます。行きたかったな。

 

 

 

伊集院静さん死去。またアイドル楽曲の作詞をされてた方の訃報です。いろんな作品がありますが、ここではやはりジャニーズ関係・・・書きづらいな。近藤真彦のヒット曲が知られてますよね。『ギンギラギンにさりげなく』『情熱☆熱風🌛セレナーデ』『愚か者』とか。でもこのブログでは KinKi Kids のある曲で、伊集院さんの歌詞を取り上げたことがあります。これです。

 

 

KinKi Kids『やめないで, PURE』(1999年)。この曲大好きだったな。作詞:伊達歩、作曲:筒美京平、編曲:WACKY KAKI 。伊達歩は作詞のときに使われたペンネームです。ドラマの主題歌だけど、明らかにジャニーズのテンションと違う曲で驚きました。実は 1998年を代表するミリオンヒットのアンサーとして歌詞が書かれたと、私はここで書いたんです。

 

これも書きづらい・・・現在、自民党所属の衆議院議員今井絵理子がいたグループ SPEED の『ALL MY TRUE LOVE』。作詞・作曲:伊秩弘将です。この曲の冒頭には「翼なんてないって気づいてから  きっと強くなれた気がする  大地を蹴って 走り出そう!」という歌詞があり、今井が歌ってます。伊秩さんは、バブル崩壊後の日本で、10代アイドルにこの歌詞を歌わせた。それが共感を呼び大ヒットしています。160万枚とかだった。

 

 

 

そして翌年の初めに出た KinKi Kids『やめないで, PURE』の冒頭には、こんな歌詞がありました。「天使をやめないで  苦しめないで  羽を捨てないで」とあり、その後も「天使をやめないで  追いつめないで  夢を消さないで」と繰り返されるのです。面白いですよね。曲調が暗いからか、当時ファンの評判はあまり良くなかった記憶があります。

 

なぜ、このようなアンサーが書かれたか? 私はロマンチストの伊集院さんが、書かずにはおれない気持ちになり、ジャニーズに直訴でもしたのかと思ったんです。でも違いますね。これは木村拓哉のドラマに関係してる。1996年に大ヒットしたドラマ『ロングバケーション』で、彼が演じる主人公像について、竹野内豊が語るシーンがあるのです(記憶で書くと間違えの元なので、高知に戻ってから書きます)。翼を得たこのドラマで、木村拓哉は大スターになったのです。

 

要するに、SMAP以降のジャニーズにとって「翼」という言葉は特別だった。それが刻まれている曲ってことです。伊達歩先生、お疲れ様でした。

 

追記:SMAP『 fly 』(1999年6月)、『 freebird』(2002年5月)。これも関係してるのか。

 

 

昨日は、あるボーカルグループのライブに行ってました。5・6年前にも行ったことがあった。そのときの音響が最悪で、ボワーン・キーンみたいな。こんな音で、よく会場を満員にできると驚きました。ボーカルグループのライブなのに「なんでボーカルを楽器の音で潰しに行ってるんだ?」と激怒しました。それ以来です。

 

あれから比べたら格段にいいサウンドになっていました。メンバーも増え、盛り上げ上手になっていた。ファンは大満足だったはず。でもですね、これだけ歌える人たちのライブにしては、声に圧倒される瞬間はありませんでした。

 

それは音響さんがどのようなサウンドデザインをしたらいいか、わかっていないから。バンドのライブでは、バンド側の出したい音があるかもしれない。でも今回はボーカルグループです。ボカールをサウンドの中心に置く必要がある。それをどうやって作り出すか? そこを考えないといけない。違いますか?

 

たとえば、テイラー・スウィフトの映画。観に行きましたか? どういうサウンドを作っているか研究して欲しい。あれ? この動画観ると、あまりいい音じゃない? 私は行きたかったが見逃した。実際どうだったかわからない。

 

レコード会社が、もっと音響さんの育成に力を入れてほしい。音響さんの腕で、ライブの印象が格段に違うことに、どうして気づかないのか? 1年に2週間くらいは給料を出して、研修をしたらいい。ライブのよくないミュージシャンが生き残れるわけないんだから。

 

 

 

 

今週のアルバム1位は、&TEAM でした。2位は Vaundy、3位は GANG PARADE です。他に、ユニコーンヤバイTシャツ屋さん、GLIM SPANKY、ボブ・ディラン、FAKY、ENHYPEN、吉澤嘉代子、Mirror,Mirror、相良茉優高橋幸宏、アップアップガールズ(2)、the band apart、KAN、ペルソナ5、SHO HENDRIX、edhiii boi、コナミBOX、大橋純子ニルヴァーナ大貫妙子、SONIC、などが登場しています。