ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

12月06日付 アルバムBEST 3。

 

結局、今日も寝てました。夜にご飯も食べて、仮眠して元気になりました。今回も前の川崎のときも、なぜか私がよく行く『タイタンシネマライブ』の日に腹痛が起きた。次はいつなんだろ? ナイツが出てから行かないようにしてたんだけど。

 

 

 

 

やっと観た。中森さんにはロフトプラスワンにいたときとか、お世話になっているし、『週刊SPA!』の「中森文化新聞」にも出させてもらったことがある。影響もそこそこ受けてるはずだ。でもまあ、その頃から意見の違いは何度かぶつけてる。

 

新会社のことなどはまた別に書く。ジャニーは犯罪者ではあるけど、カリスマであったことも事実で、そこを埋めるための核になる物が必要だと思ってる。その内容を書けるかはわからないが。被害者のことも含めて、書くべきことは溜まってる。

 

 

中森さんが嫌われる理由は、アイドル批評がないと断言するあたりに明確に出てる。お前の書いてる文章なんて読んでないと言うだろうが、私はハノイにいた2009年に、K-POP にハマり、ジャニーズの遅れをずっと指摘してきた。その頃のページビューは、月数万単位であったし、それなりに読まれてもいた。

 

SMAPの謝罪については『SMAP 王の物語』に書いた。藤島景子と飯島三智との確執もなくはないが、それ以上にジャニーズにおける、グループとファンの世代交代を同時に行うシステム「トップグループ制」によって起きた事件だった。私はそれを解明している。現在のトップは Snow Man だが、トップを下の世代と交代することで、新しく若い世代のファンを獲得することが可能となる。

 

 

そもそも、J-POP が K-POP に抜かれたのは、ジャニーズのせいだと言う人は、そうなった理由を理解してないのではないか。2000年代にはジャニーズの進歩が止まり、K-POP に遅れを取る原因になったと言うが、じゃあチャートに入ってた曲で、嵐の楽曲のクオリティに勝ってたのは、どの曲だったのか? ちなみに K-POP が快進撃を始めたのは、2008年からだ。

 

 

 

アイドルソングというのは、基本的に欧米でヒットした曲を5年、10年かかってキャッチアップする、そんなジャンルだった。しかし 1990年代に入り、ラップが主流の音楽になると、10年経ってもキャッチアップは進まなくなった。アイドルの進べき方向は迷走してしまう。音楽ではなく握手会で売るというようにだ。

 

日本ではラップに拒絶反応を示す人が多かった。もちろん、ジャニーズでもラップにチャレンジしたり、ブレイクダンスに取り組むメンバーはいた。だが、それが人気を博すなんて状況は日本になかった。誰がどの口でジャニーズソングを批判するのか? あなたたちこそ、J-POP が遅れる原因だったのではないか?

 

 

90年代前半には上のような動画のグループが、数百万枚のアルバム・セールスを記録するようになる。メロディが中心の音楽ではなく、サウンドの質感とリズムのループによる音楽だ。歌唱もそのリズムに合わせたものになっている。これが難しい。

 

ちなみに、SPEED はデビュー時に TLC の楽曲を制作している有名プロデューサーにリミックスを依頼したそうだ。それはうまく行かず、お蔵入りとなっている。まあ歌唱がラップを通過したものではないので、うまくは行かなかっただろう。今からでも聴いてみたいと思うが。歌唱を比べてみてほしい。

 

 

アイドル批評は主に中年男性によって行われてきた。私はジャニーズこそが最初のアイドルだと書いているが、中森さんのように南沙織と書く人は多い。それは自らのアイドル体験が影響しているのだろう。単に女性アイドルが好きだからだ。

 

実のところ、90年代頃から欧米のヒットチャートの音楽は大きな変化を見せていない。日本が遅れたままなのも、相変わらずだ。でもチャート以外には、日本にも面白い音楽はたくさんある。メディアで大々的に紹介されないだけで。K-POP だって世界レベルで評価されているのは、実のところそれほど多くはない。

 

 

 

 

 

今週のアルバム1位は、King Gnu です。2位は A.B.C-Z、3位は LUNA SEA でした。他に、aespa、内田雄馬柴咲コウ、遊☆戯☆王、FF IXV、日プ3女子、兎田ぺこら、MOONCHILD、ゆこぴ、Rei、テヨン、ピーター・ガブリエル、ATEEZ、FlowBackサンタナカーネーションアイマス、鬼太郎誕生、KAN、などが登場しています。