八代亜紀さんが亡くなられた。73歳。80年代は歌謡界の女王だった。私がよく聴いたのは、小西康陽さんがプロデュースしたジャズのカヴァーアルバム。2012年か。2014だったか、知り合いを連れてクアラルンプール経由でハノイに行ったとき、中国人街のカフェに入ったら、店主の方が日本によく遊びに行く、日本の音楽が大好きだと言うので、持ってたこのアルバムのコピーをあげました。すごく喜ばれた。
先程まで Spotify で追悼の選曲をしてたんですが、当時の演歌なので、ポリコレ的にはかなり問題のある歌詞も多いです。そういうカヴァー曲を気にせず選んだというのもある。昭和はそういう時代だったんですよ。現在『アイドル楽曲派宣言』はシーズン12に入っています。リンク先で聴いてください。
そう言えば昨年、映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』を観た後、その流れで横溝正史の映画を観たくなりました。観たくなりますよね。高林陽一監督『本陣殺人事件』（1975年）を観たんです。ネタバレだけど、田舎の名家に嫁いだ女性が、実は処女じゃないと告白、後継の息子が絶望して殺してしまう話だった。まじか。常識も変わりますよね。
八代亜紀さんは色んな曲を歌われています。セルジュ・ゲーンズブールみたいな曲があった。『愛しいイカ』という謎の曲。NHK の番組関連みたい。なぜイカなのか？ いま下の動画を観てて気がついた。代表曲で「肴は炙ったイカでいい」と歌ってますね。
