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京都サンガ、激戦をものに出来ず。

 

 

 

京都サンガ、ホーム開幕戦の振り返りです。開幕戦にしては芝が酷かったですね。ラグビーでもあったかな。昨日の時点では、湘南にかなりやられてた印象だったのですが、DAZN で見直したところ、京都も狙ったところをかなり出せていました。

 

15分のCK からの失点シーン。24分相手FW鈴木章選手の抜け出しからシュート。36分ルキアン選手の抜け出しからシュート。それらの印象が強く、やられた印象が強かったのでしょう。

 

でも数だけ言えば、前半は京都のシュートシーンの方が多かった。鈴木冬一選手のアーリークロスやサイドチェンジのパスも効いてましたよね。

 

湘南は今年から始めた4−4−2がコンパクトで、うまく行ってるように観えました。京都はいつもの4−3−3から、金子選手が最終ラインに落ちる、3−4−3の可変も準備してる感じがありました。

 

福田選手、鈴木冬選手の2人を高い位置に押し上げ。そして中盤の3人が2人と連携を取るべく、サポートに走る。このスタイルがこなれてくれば、攻撃も守備もさらにスムーズになるでしょう。

 

でもこの試合の時点では、1対1で負けない。湘南の選手とのバチバチした当たりあいに、エネルギーが注がれていました。そこで負けると、上で書いたような最終ライン裏の広大なスペースを使われる。実際以上にやられて見えたわけです。

 

 

 

前半15分の失点から4分後、マルコ選手と福田選手の連携から、福田選手がペナルティエリアで中央付近で待つ豊川選手へのグラウンダーのパスを入れる。豊川選手、うまくボールを納め、見事なターンからのシュート。

 

相手DF の股を抜ける素晴らしいコントロールシュートでした。これで1−1。その後も両チームチャンスを作り続けましたが、前半は1−1で終了。

 

 

後半、京都はマルコ選手に代わり山﨑選手を投入。どうなんだろう? 前半よりも少し最終ラインを下げた? 福田選手も4バックを形成する方が多かったように見えた。と言うか、湘南に押し込まれた感じか?

 

そして61分、曹貴裁監督が動きます。サイドバックの2人、右の福田選手に代えて宮本選手、左の鈴木選手に代えて佐藤響選手を投入。これは結構驚きました。既にかなりの運動量ではあったと思うので、それもあるでしょう。さらに京都はこの時点で金子選手をセンターバックに入れる3−4−2ー1、守備時は5バックに移行します。

 

68分の GKク・ソンユン選手のロングキックから、原選手が落として、山﨑選手、豊川選手と繋いだシーン。3バックの利点はこれですよね。FW3人が近い位置でプレイ。期待を高めさせるシーンでした。そしてそのプレイで獲得したコーナーキック

 

武田選手のスピードのあるCK が素晴らしい。ニアに入り込んだ原選手が見事に合わせました。痺れた。しかしなぜかノーゴール判定。これは謎でした。ジャッジ・リプレイだ!! 毎試合言うが、DAZN なんでなくしたの?

 

この試合では常にマークがつき、思うようにプレイできない時間もあった原選手、さすがの強さを見せました。続いてドリブルからのシュートも。さらに続けて佐藤選手のミドルシュート。この時間に1点欲しかったですね。 

 

80分くらいまで互角の戦いでした。しかし82分、CK から湘南の勝ち越し点が決まります。CK からニア側のポケットにいた大岩選手が、ふわりと飛び跳ねヒールでゴール前にボールを送ります。何それ! そこに走り込んだ鈴木章選手が押し込みゴール。

 

これはノーチャンスだったか? 武田選手はスペースを埋めるべきだったか、それとも大岩選手に寄せるべきだったか? もしくは鈴木章選手をマークしたのは誰だったか? とにかく京都はセットプレイ対策をしっかりやってほしいですね。この負け方は勿体無い。

 

82分、原選手に代えて、平賀選手投入。86分、武田選手に代えて安齋選手投入。平賀選手が右 IHに、安齋選手が左IHに。安齋選手、すぐに左サイドでボールを受け、前線の豊川選手にパス。

 

サンガサポの前で「来た!!」って感じの大チャンス。しかし相手DFキム・ミンテが身体を入れて阻止。ボールはゴール枠を逸れます。ガッツポーズがムカつきました。

 

京都はその後も攻め続けますが、ゴールを破れず試合終了。次節はアウェイ川崎戦です。