ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

売れる物には3つの要素がある。

いま空港に来てから2時間半が過ぎました。あと、5時間だ、がんばれ!


「月刊現代」を読んでいます。音楽プロデューサー岩見邦生のインタビュー「死ぬ前に芸能界のタブーを語ろうじゃないか」という記事がありました。エイベックスの批判がメインのようです。まあ、知っているようなことしか書かれていませんでした。ですが、そのなかで面白い箇所がひとつありました。現在エイベックスの社長をしている松浦勝人の発言です。安室奈美恵浜崎あゆみ他、大スターを育てまくった人物です。


『売れるものを作るなら誰にも負けない。売れる物には3つの要素がある。ギャグ、不良性、ロリコンだ』


なるほどー、わかる気がします。ここで岩見という人はギャグの例として倖田來未をあげています。「倖田來未にストリッパーのような格好をさせて歌わせたのなんて、ギャグでしょ」だそうです。そうか、ギャグだったのか、かわいそうに。でも、売れない方がかわいそうなのだろうから、売れてよかったのでしょうね。


ところで、「痛車」はこの3つを兼ね備えていますよね。だからと言って、これ以上広がる必要はないと思いますけど。身の回りの「ギャグ、不良、ロリコン」を探してみようかな。そうそう、日本語教室の生徒たちに「痛車」の本を見せました。反応は「ふーん」という感じでした。ベトナム人先生たちは、あの本が15ドルもすることに驚いていたようです。車の持ち主よりも、それを日本から送ってもらった私の方がバカに見えたようでした。残念です。