先日発売された「このマンガがすごい! 2009」でも「宇宙兄弟」「GIANT KILLING」「きのう何食べた?」の3作がランキングされている「週刊モーニング」です。きょうも日本料理店「紀伊」さんで、日替わり定食6ドルを食べながら読ませていただきました。納豆は手作りらしいですね。知らなかった。
- 作者: 小山宙哉
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/09/22
- メディア: コミック
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最高でしょう、このマンガは。ジャンケンのエピソードに泣きましたよ。「紀伊」さんでは外国人のお客さんも多いんですよ。でね、その人たちは「気さくな友人たちとの有意義な時間」ってやつを過ごされてるんです。その横で、黙々とマンガを読んでる寂しい日本人がいるんですよ。「こいつにとって、人生の喜びってなに?」って感じです(マンガ読んでる、いまに決まってるだろ!)。この前、こっち向かって写真撮ってた西洋人の女、「日本料理屋でマンガを読んでる日本人です」とかブログで書くのか? でもね、そのときの私の脳内に果てしなく広がる宇宙や、ピッチで繰り広げられる熱い戦いは、写真にはうつらない美しさなんだよ。めちゃくちゃ有意義な時間なんだよ。わかるかい?
- 作者: 三田紀房
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/01/23
- メディア: コミック
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で、「このマンガがすごい! 2009」にはランキングされていないのかも知れないけど、「エンゼルバンク」ってマンガがあります。「ドラゴン桜」の外伝となっていますが、登場人物がでてくるだけで、まったく別のストーリーです。テーマは「日本の企業」です。きょう読んだ話では、明治から始まった日本の制度はもう寿命がきてるという話でした。日本は病院のベットで寝ている老人として描かれていましたよ。あそこまではっきりと描かれていると結構ショックを受けました。主人公たちは、その日本をリニューアルすべく働いているようです。注目です。