ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

マスメディアは何にでも噛み付く野犬なのか?

麻生首相の「株屋」発言に過剰反応した人たちがいるようですが、これ、「株屋」である松井道夫社長に向けて語っている発言ですよね? で、当の松井社長が「世間一般の人が持つ株に対する意識をああいう形で表現したと思う。的はずれという感じはしない」と語っているんですよね? 何が問題なんでしょうか? ちなみに私としては、「株屋」よりも「証券取引所」の方によっぽど不信感があるんですけどね…



小泉政権時に、郵政民営化だけでなく、「貯蓄から投資へ」というスローガンを掲げたわけです。にも関わらず、東京市場の商いの半分以上が外国勢という状況は変わっていないんですよ。そこに問題があるとして、なにが原因かについて意見を出し合っていたと。で、その流れでの麻生首相発言だったわけです。議論の中身に付いて語るならわかりますが、「株屋」という言葉を取り上げて「キャン!キャン!」騒ぐのはどうなんでしょう? 「株屋」発言以上に、「文屋」の方々は「首相」を蔑んでる感じがしてるんですが、いかがですか? 取りあえず、下のインターネットテレビを見てください。印象が変わってくるはずです。


あと、「問題発言」というのは、こういうのを言うんだよ!という例を一番下に置いておきます。「見下す」の意味がわかると思います。こいつって、まだ事務次官やってるんだろうか?


◉経済危機克服のための「有識者会合」(金融)-平成21年3月21日(政府インターネットテレビ
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg2469.html


麻生首相「株屋は信用ない、田舎では怪しい」(イザ!)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/234032/
松井証券松井道夫社長が個人の株投資を促す必要性を訴えたのに応じた。会合後、松井氏は記者団に「世間一般の人が持つ株に対する意識をああいう形で表現したと思う。的はずれという感じはしない」とフォローした。ただ、政府は個人金融資産を株式市場に呼び込むため、「貯蓄から投資へ」のスローガンを掲げている。首相の発言は、個人の株投資を冷ややかに見ていると受け止められかねず、波紋を呼ぶ可能性がある』


◉「麻生首相が証券会社や株式投資を見下した」と報じられた有識者会議を検証してみる
http://www.garbagenews.net/archives/497015.html
『2009年3月21日に麻生太郎内閣総理大臣が総理大臣官邸で開催した、経済危機克服のための有識者会合(第5日目)(経済界(製造業・サービス業)」において、証券会社や株式投資そのものを見下した発言をしたという話が相次いで報じられた。いわく【「株屋は信用されてない」「何となく怪しげよ」首相が失言?(読売新聞)】、【麻生首相:また…「株屋ってのは信用されない。何となく怪しげよ」(毎日新聞)】とのことで、「不適切との指摘も出ている」との言及もある。幸いにも今回の有識者会議は全工程が動画で即日配信されていることもあり、該当部分を検証してみることにした』


デイトレーダーはバカで無責任なのか?(藤田郁雄)
http://wiredvision.jp/blog/fujita/200802/200802180100.html
経済産業省北畑隆生事務次官が講演会で、インターネットなどで株売買を短期間に繰り返す個人投資家デイトレーダーについて「最も堕落した株主」「バカで浮気で無責任」などと発言していたことが分かった。[中略] 北畑氏はデイトレーダーについて「経営にまったく関心がない。本当は競輪場か競馬場に行っていた人が、パソコンを使って証券市場に来た。最も堕落した株主の典型だ。バカで浮気で無責任というやつですから、会社の重要な議決権を与える必要はない」と発言。デイトレーダーに適した株式として、配当を優遇する代わりに議決権のない「無議決権株式」を挙げ、上場解禁を唱えた』