ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

JDC 信託に業務改善命令。

一時は JDC信託の「アイドルファンド」への出資を真剣に検討したこともある私です。リストにあったアイドルたちの将来性がまったく感じられず、出資は取りやめました。そのとき、この会社の将来性はないなと思い、マザーズに上場しているこの会社の株も買ったことはありません。投資をされている方なら、映画ファンドという言葉は聞かれたことがあるのではないでしょうか? そのパイオニアだもあったのがこの JDC 信託です。本日、金融庁が業務改善命令の方針を固めたそうです。


◉JDC信託に業務改善命令へ=映画ヒットなく収益低迷−金融庁
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090522-00000152-jij-pol
金融庁は22日、銀行以外で戦後初めて信託業に参入したジャパン・デジタル・コンテンツ(JDC)信託に、近く業務改善命令を出す方針を固めた。信託会社の免許基準である最低純資産額(1億円)を割り込んだためで、資本増強など早期の財務健全性確保を求める。同社の2009年3月期決算は、資産から負債を引いた純資産額(単体)が4700万円まで低下。決算で「免許取消や業務停止の処分を受ける可能性がある」としていた。同社は、投資家から集めた資金で映画製作費を提供し、完成した映画の興業などで得た収益を投資家に配当するビジネスを展開。日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した「フラガール」(06年公開)などを手掛けたが、その後のヒット作に恵まれず、収益が低迷している』


出資者はすでに諦めてるでしょうね。償還は来年らしいですけどね。それまで会社が保つのかどうかってとこでしょう。 だってね、「シネマ信託」で出資した最近の話題作は、あの「カンフーくん」ですよ。昨年「少林少女」と酷さで競い合った「カンフーくん」ですよ。「映画に出資するのは映画好きの夢でしょう?」なんて出資を呼び掛け、それで制作したのが「カンフーくん」ですよ。ま、私は見てないですけどね。酷い仕打ちですよね?



◉ 「シネマ信託®」対象作品『カンフーくん』DVD、好評発売中
http://www.jdc.jp/index.html
『日本の子供を守るため、悪の組織に立ち向かう! 燃えよ“ちっちゃな”ドラゴン!! 2008年3月に劇場公開された「カンフーくん」のDVDが角川エンタテインメントから好評発売中です。「スペシャル・エディション」の名のとおり、主演のチャン・チュワンの中国ロケや日本滞在記、矢口真里佐田真由美のバトルシーン完全版など特典映像も満載。価格は3990円です』


◉JDC信託、「アイドルファンド1号・2号」の運用成績を発表
http://www.c-direct.ne.jp/japanese/uj/pdf/10104815/00045062.pdf
『最も運用成績が良かったのはアイドルファンド1号の「青山愛子」で、回収率は 142.3%。2番目はアイドルファンド2号の「花井美里」の113.8%でした』