ハノイの日本人

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首相記者会見をオープン化。

これは快挙でしょう! これまでは記者クラブの会員である大手マスメディアだけが記者会見での情報を独占していました。そして、そこで出された情報は吟味されることもなく大手マスメディアによってタレ流されていました。しかし、これからは政府に取って都合の悪い質問もフリーの記者から出されることでしょう。あまり大きなニュースになっていないようですが、大きな影響を持つ出来事だと思います。もっとも、世界的には相当異常な状況だったので「やっと日本も民主化されたか」という反応かもしれませんが。


これまでの一方的な発表だけではなく、記者からの容赦のない質問がでることを考えれば、会見は首相としてもかなり緊張する場になるはずです。それでもオープン化を実現した。この件に関し鳩山首相は評価されるべきでしょう。首相がオープン化したのですから、他の開かれていない会も順次オープン化されるはずです。大手マスメディアの大きな利権がひとつ消えたわけですから、テレビ、新聞による民主党政権へのバッシングがなぜ起こっているのかもわかりますよね。まあ、亀井大臣は本当に更迭した方がいいと思いますけどw


鳩山内閣総理大臣記者会見(録画放映中)
http://www.videonews.com/press-club/0804/001395.php


◉首相記者会見をオープン化 フリー記者ら40人が参加
http://www.asahi.com/politics/update/0326/TKY201003260444.html
鳩山由紀夫首相の26日の記者会見に、インターネット記者やフリーランス記者が質疑に加わった。会見を主催する内閣記者会(加盟104社)は昨年9月の鳩山政権発足以降、雑誌や外国メディアの記者に出席を認めていたが、今回初めてフリー記者らに枠を広げ、質問も認めた。(中略)首相会見のオープン化については今月12日、首相側から内閣記者会に打診があり、記者会は松野頼久官房副長官と協議を進め、26日から実施することにした。オープン化にあわせ、これまで20〜30分程度だった会見時間を1時間程度に延ばすことも決めた』


◉今、民主党を批判して誰が得する
http://gendai.net/news.php?m=view&g=syakai&c=020&no=45154
『国民は鳩山政権に失望するヒマがあったら、理念を実現するように民主党の尻を叩くことだ。
「国民の多くが鳩山政権に歯がゆさを感じているのはよく分かります。しかし、政治のプロから見ると予想以上に成果を挙げているのも事実です。大臣経験者がほとんどいない素人の集まりなのに、戦後5番目の速さで予算を成立させた。自民党政権では絶対に思いつかない『事業仕分け』という画期的なこともやった。驚くのは、日米外交の『密約』まで認めたことです。間違いなく、戦後史に残る成果です。迷走していると批判される普天間問題だって、もともと自民党が10年以上解決できなかった難問。ただでさえ難しい問題を、鳩山首相はなんとか『県外』という高いハードルで決着させようとしている。なぜ、大マスコミがあそこまで批判するのか分かりません」(政治評論家・本澤二郎氏)』