ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

日本は負けることを怖がりすぎている。

賛成! まったくだ。いまの 岡田監督 は「みっともない負け方をしない」、そっちの方へ向かっているように感じます。つまり、点差が開く試合を怖っている。たしかに、多くの人の記憶に残るのは数字かもしれないけど。でも、0−1も0−5も負けは負けだからね。ドン引きで守りに守った惜しい試合なんて観たくないよ。果敢に攻めてほしいんだよ。トゥーリオ が例えヘマをしても、私は文句を言わない。彼は間違いなく闘ってるから。まあ、ドログバ のときが闘う場所だったかどうかは別にして… 


◉ W杯日本代表は正々堂々と全敗せよ(2)/杉山茂樹
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20100611-00000002-voice-pol
『まず基本的なことだが、日本人選手は、「ポジション」の意味を理解していない。よく外国人の指導者は、「ピッチをマス目に区切れ」という。各選手に与えられる、カバーする領域を示すためだ。ポジションとは「この選手は、このあたりに来たボールに対しては責任をもて」ということ。自分に与えられた領域以外の場所に移動してもいいが、そのときは誰かにその場所をカバーする責任を引き渡さなければいけない。でないと、穴が空いてしまい、相手に突かれてしまうからだ。しかし日本人選手にそういった意識はなく、「ポジション=キャラクター」となっている。話が少し逸れるが、日本人が好むキャラクターに「司令塔」がある。はっきりいって、これは日本サッカーを大きく後退させているフレーズである。司令塔は、ボールをもっているときに初めて生まれる(司令するのだから)。ところがサッカーにおいて、一人当たりのボールの持ち時間は90分のうちせいぜい3分だ。つまり司令塔は、3分程度しか存在しえないキャラクターなのである。それを90分のキャラクターと思っているのが日本だ。今回のW杯は相手が格上なので、司令塔は機能しないに等しいだろう』
『もし日本が決勝リーグを狙うのであれば、とにかく初戦を勝たなければいけない。引き分けでも厳しい。最悪でも一勝二分としなければ、決勝リーグに上がる可能性はない。ただ、勝ち負けにこだわることは重要だが、もっと重要なのは、よい内容のサッカーをして、観ている人を飽きさせないことである。サッカーW杯は、いってしまえば世界中で行なうエンターテインメント。演劇や映画と同じで、日本人だけではなく試合を観てくれる全世界の人たちに、出し物を披露する感覚をもつべきだ。日本にはその感覚が乏しい。勝負にこだわり、負けることを怖がりすぎている』