地震の影響は今後、いろんな分野に波及すると思われます。為替についてもその影響が心配されます。1995年４月の１ドル＝79円75銭という極端な円高は、阪神淡路大震災の影響の中で記録しています。もちろん、日銀は迅速な対応を取っていますから、慌てる必要もないと思います。そのあたりの話は『東海東京証券TV』の『モーニングニュース』でわかりやすく説明されています。ベアリングス銀行破綻事件の話も。投資関係で不安な方はご覧下さい。それにしても、経済成長とエネルギーの問題はとてつもない難題ですね。
◉モーニングニュース2011年３月14日
http://www.tokaitokyo.co.jp/tv/public/market/index.html?bclid=66130869001
◉東日本巨大地震（東北地方太平洋沖地震）
http://www.google.co.jp/intl/ja/crisisresponse/japanquake2011.html
◉早野龍五（原発関係）
http://twitter.com/hayano
３月14日（月）
◎ハノイ株式市場 91.92 -2.93（-3.09％）
売買高4960万2674株／売買代金7491億3700万ドン
３営業日ぶりに反落。上昇銘柄数は66、下落銘柄数234。
◎ホーチミン株式市場 479.90 -15.16（-3.06％） ＊VN-index
売買高4201万8980株／売買代金8592億7900万ドン
２営業日ぶりに反落。上昇銘柄数は27、下落銘柄数は220。海外投資家は買い越し。
◉アジア株の下落受けてインデックスともに反落（ベトナム株情報）
http://www.viet-kabu.com/news_d/general/110314025607.html
『ホーチミン証券取引所は日本証券市場を皮切りにアジアの主要市場が軒並み下落したことを受け、前日比マイナスで寄り付く。第２節に入ると完全な売り主導の相場となり、下げ幅を拡大していく。第3節でも更に売りが集まり、安値引け、前日比マイナスで取引が終了した』
◉新興国の優良株とは何か（ニュース証券）
http://www.news-sec.co.jp/files/2011031016393904.pdf
『その国の業界を代表する企業の株式に長期的なスタンスで』投資をすれば、その国の経済成長の果実を手にすることが出来るというのがベトナムに限らず新興国投資の基本的なスタンスであったと思います。では現在のグローバル化した世界で新興国における地場企業が世界的な企業と競争しながら育っていけるのでしょうか。新興国が世界の仲間入りをするにはWTO への加盟が外せませんが、WTO の加盟ルールでは加盟後５年から７年で幅広い開国が義務づけられます。これでは自国産業を育てる時間がありません。ということは、業界のトップに投資をすれば良いという発想が通用しなくなったと言う事ではないでしょうか。つまり業界を選ぶ必要が出てきたのです』
