久しぶりにベトナム株っぽい一方通行相場ですね。でも、これも引締めが効いて来てる証拠じゃないでしょうか?
5月23日(月)
◎ハノイ株式市場 74.50 -2.48(-3.22%)
売買高3133万7800株/売買代金3546億100万ドン
10営業日続落。上昇銘柄数は46、下落銘柄数262。
◎ホーチミン株式市場 417.82 -15.82(-3.48%) *VN-index
売買高2880万5780株/売買代金5688億1800万ドン
8営業日続落。上昇銘柄数は34、下落銘柄数は206。海外投資家は売り越し。
◉HNXインデックスは上場来安値を更新、VNインデックスも2009年7月以来の418ポイント割れ(ベトナム株情報)
http://www.viet-kabu.com/news_d/general/110523014118.html
『ホーチミン証券取引所は先週の流れそのままに前日比マイナスで寄り付く。第2節に入っても引き続き売り主導の相場となり、下値模索の展開が続く。第3節では大きな動きは無かったものの、ほぼ安値引け、前日比マイナスで取引が終了した。買い材料が乏しく、売り一辺倒の証券市場が続いている。VNインデックス418ポイント割れは2009年7月21日以来』
◉経済学者が中国からの輸入品の侵略が増加していることに警告(ニュース証券)
http://www.news-sec.co.jp/files/2011052319015206.pdf
『2010年末までに、中国はベトナムとの貿易最大国になったが、中国からの輸入が中国への輸出を大きく超過しておりベトナムにとって大きな頭痛の種となっている。2011年4月末までに、中国との貿易赤字は41億USドルに達することになっている。さらに注目すべきことは中国との貿易赤字が貿易赤字のうち84%を占めていることである。ハノイ大学の中のベトナム経済政策中央研究所(VEPR)は最新のレポートで、機械から消費者商品まで多くの商品で中国商品がベトナムへの高い浸透を示していることに警告を発している。ベトナムにより多く浸透している中国商品は、多くのEPC(エンジニアリング、調達、建設)計画が実行中の川上の業種である電力や石油、ガス、機械、冶金、鉱業、化学の業種にまで達している。これらのEPCプロジェクトの投資家がベトナムの主要な複合企業である一方、プロジェクトの契約者は中国の企業となっている』