ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

いよいよ明日は マレーシア戦だ。

ハノイは結構寒いんです。なので、いまホーチミンの暑さにやられてます。クアラルンプールは過ごしやすい気候だと現地の人たちはいいます。でも、寒い日本から行った場合どうなんでしょう? 今回は3日間シンガポールで練習したそうですが、コンディションはどうでしょうね?



5時間後、今クアラルンプールのホテルにいます。雨も降ったようで、過ごしやすいです。これなら安心。暑さは心配なさそう。さて、勝ち点、得失点差が同じ。ゴール数で シリアに上を行かれた日本。残り2試合で逆転できるか?という状況になっています。シリアに負けて、協会やメディアが騒ぎ立てたわけですが、結局、大津も宇佐美も呼べず、めぼしい新戦力は 原口くらいとなりました。でも、私はそれでいいと思っています。今更慌てる方が監督への信頼感を損ない、気力の入っていない試合になるかもしれないですし。


それに前日会見からキャプテンが消えましたね。これは明日のスタメンが変更されるということでしょう。となると、案外、楽勝じゃないかと思うんですけどね。扇原が入れば、セットプレーも安心でしょう。


U-23マレーシア代表 対 U-23日本代表(2/22@マレーシア)メンバー
http://www.jfa.or.jp/national_team/topics/2012/37.html


◉関塚監督「得点への意欲と決定力に期待している」 ロンドン五輪アジア最終予選 U−23マレーシア戦前日会見
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/text/kaiken/201202210003-spnavi.html
『――ホームでのマレーシア戦は、非常にポゼッション率が高い中で攻めあぐみ、結局2点しかとれなかった印象があるが、今回も同じような展開になると考えるか? その場合、セットプレーが重要になると思うが、それに対してどのくらいのウエートを置いているのか?(元川悦子フリーランス
関塚監督:それは先程お話した通り、しっかりと決めるべきところで決める。そしてリスタート、セットプレーでの得点チャンスというのはしっかりと生かしていく。ここは明日の試合でウエートも高くなるのではないかなというように感じています。』
 

後藤さんは大量点とか、甘いこと言ってんなと言われています。とにかく連勝を目指すというのが、今のチームの精一杯の目標だろうと。たしかに、シュートを外すシーンを何度も見ています。でも、さすがにマレーシアに得点されることはないと思うんですけど。飛行機で隣になった女性はマレーシアが3点取ると言ってましたがw そんなことになったら、こちらの監督が明日解任されますよww


◉マレーシア戦で大量点を意識しすぎるのは危険。勝点3ずつを、確実に積み重ねていくしかない(後藤健生
http://jsports.co.jp/press/article/N2012020917582302.html
『得失点差の勝負を考えると、まず2試合で無失点というのは大きな条件だろう。マレーシアとバーレーンに対しては、1節、2節の対戦では失点はしていないが、今の日本チームの守備力ではどんな相手に対しても2試合を無失点で抑えるのは、それほど容易なこととは思えない。ところで、「大量点を取らなくてはならない」というのには、「勝点3は確実だ」ということを前提とした論理である。同時に、それは「シリアも勝点3を確実に取ってくるだろう」という前提に立った論理でもある。たしかに、両チームはバーレーンにも、マレーシアにも勝ってきている。だが、「確実に」勝てると言い切っていいのだろうか? 第5節、2月22日のマレーシア戦はアウェーである。肌寒かったシリアとのアウェーとは違って、東南アジアはかなりの暑さの中の試合ということになる。クアラルンプール市内ブキット・ジャリルのナショナルスタジアムのピッチ状態が現在どのような状態かは知らないが、それほど完璧なコンディションでないのは間違いない。おそらく、柔らかいピッチ状態のはず。そんな中で「確実に勝てる=大量点を狙う」試合ができるのだろうか? 大量点はあくまでも「おまけ」。「とにかく勝点3」。選手たちには、そういう気持ちで次のマレーシア戦を戦ってもらいたいものである』


次、杉山さんは「日本式サイドバック」について、バルサとの比較で語られています。これ、面白かったです。日本のクロスはどうしていつもブロックされるんだろう?って思ってました。そうか。必ずクロスを上げるとわかっているからなのか。まあ、アジアならそれでも上がるわけですが。


サイドバック像が変わればサッカーは変わる(杉山茂樹
http://blog.livedoor.jp/sugicc402/
『4バックの布陣では、主にサイドバックがその役を担うので、日本でサイドバックは「攻め上がって中央に蹴り込む選手」としてイメージ化されている。この日本式サイドバックに求められているのは、タッチライン際を長駆往復するフィジカルとクロスの精度。キックの質だ。ドリブル、フェイントの切れが良ければ鬼に金棒。よいサイドバックだと言われる。昨季、Jリーグ新人王に輝いた酒井宏樹は、中でもクロスの精度を最大の武器にする選手だ。184センチの長身で、馬力もある。まさに大型のサイドバックだ。日本代表のユニフォームに袖を通す日も近いと言われているが、僕にはそれでもなお、日本的なサイドバックに見えて仕方がない。従来の日本式サイドバック像の中から生まれてきた選手に見える。右サイドから速いテンポで蹴り込むプレイは、欧州の目線で捉えると単調。一本調子だ。一方、クロスを簡単に蹴らないサイドバックは、周囲と積極的に絡もうとする。ショートパスや細かなボール操作を駆使しながら。背後にタッチラインが迫る限られたスペースにもかかわらず。基本的には縦へ動きながらも、斜めにも横にも微妙にポジションをずらし、中盤選手と対等にゲームメイクに関わろうとする。つまり、ゲームメイクの起点がサイドになることが多い。そこでタメを作り、逆サイドにボールを散らしてゆく。日本人でも十分にできそうなプレイだ。ちなみに長友佑都は、そうしたプレイに巧く関わることができるサイドバックだ。ダニ・アウベスのように、狭いスペースで細かなプレイに絡む巧緻性がある。サイドバックの基本的なポジションは、センターバックの位置より高い。守備的MFと同じぐらいの高さになる。4—2—3—1の布陣は、実際には2—4—3—1に見える。サイドバックは、いまや実質中盤。その概念が日本にはない』