ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

日本4、マレーシア0 だったけど…

久しぶりにスタジアム観戦を楽しんできました! 雨が降りそうで降らなかったため、結構暑かったです。さすがに素晴らしいスタジアムでしたね。2階席からはばっちり試合が観れましたよ。日本のあたふたぶりもw



たぶん、テレビ中継でも映ったと思うんですけど、マレーシア・サポーター凄かったですよね? 私は今日、チケットを持っていなかったので、早めに会場に行ったのです。そしたら、彼らが歌いながらスタジアムを半周して入場してくる姿も見れました。サポーターはオレンジ色と、黄色のウルトラスと2グループありました。ウルトラスの方は4−0になってからも熱心な応援を続けていたんですよ。素晴らしい雰囲気でした。


あっ! いま、バーレーンがシリアに2−1で勝ちましたね。ということは、日本が勝ち点12、シリア、バーレーンが勝ち点9です。次のホームのバーレーン戦で 日本は負けなければいいわけです。つまり、ほぼロンドン・オリンピック出場が決まったと言っていいでしょう。なーんだ! ハノイでの死闘は観られないってことか。


◉日本、敵地でマレーシアに快勝 暫定首位に浮上
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/live/oly_20120222_01.htm
『前半総括:大量得点差での勝利が求められる日本は序盤から試合を支配。荒れたピッチに苦しみながらも原口、東を中心に丁寧にパスをつないでいく。この日、先発に抜てきされた齋藤も酒井とのコンビから右サイドを制圧。攻撃のリズムをうまく作っていく。チャンスをつかみながら得点には至らず、いらいらの募る展開になりかけた35分、日本は待望の先制点を奪う。東のスルーパスに抜け出した原口がDFと競り合い、こぼれたボールをオーバーラップした酒井が右足で蹴り込んで、ついに均衡を破る。これで勢いに乗った日本はさらに扇原の右からのFKを大迫がヘッドで合わせ、今予選初ゴール! 大量得点が必要な日本にとっては、前半で2点リードを奪う狙い通りの展開となった。 』
『後半総括:2点をリードした日本が前半同様、猛攻を仕掛ける。酒井が果敢にオーバーラップを繰り返すと、そこから追加点が生まれる。10分、酒井が右サイドを突破し、クロスを入れると、ファーサイドに走り込んだ原口が左足で合わせ3点目。さらに15分、扇原のシュートをGKカイルル・ファーミがはじいたところを齋藤が詰めて4点目を決める。その後、運動量が落ちたマレーシアに対して、日本はさらに攻撃を仕掛けていく。しかし、追加点には至らない。結局試合は4−0で終了。4点差での勝利という結果こそ得られたが、チャンスの数を考えると、もう1、2点ほしい内容だった。』
『試合後、酒井のコメント:僕はサイドバックなんですけど、今日は本当に点を取りたかったんで、結果が出て良かったです。先制点は(原口)元気が抜け出して、何か起こるんじゃないかと思って、詰めていました。(3点目のアシストは)昨日の練習から元気にファーサイドに飛び込んでくれと話していました。クロスに対して(マレーシアは)ボールウオッチャーになるというスカウティングがあったのでその通りでしたね。4点も取れると思っていなかったんで、良かったです。シリアの結果次第ですけど、焦らず次も確実に勝ちたいと思います。』
 

最近、ずっと 山村外して 扇原先発させろって言ってたんですけど、きょうの 扇原 は酷かったです。完全に浮き足だってました。向こうがアグレッシブに来たからでしょうか? ボールは足につかない。守備ではファウルでしか相手を止めれない。どうしようかと思いましたよ。マレーシアの攻撃をファウルでしか止められなかったんですよ!


最近、東南アジアの国々のサッカーは明らかに雰囲気が変わりました。数ヶ月前のシーゲームスでもそうでしたが、完全にゴール前を固めるチームはなくなりました。きょうのマレーシアもそうでした。悪いピッチでボールコントロールができない日本は、ロングパスを相手に取られ、再三ピンチを迎えます。とは言え、そこはマレーシア。シュートにパワーもコントロールもありません。怖いシーンは 権田がキャッチした1本くらいでしたかね?


途中で指示があったのかもしれません。扇原もショートパスを主体に切り替え、そのあたりからチャンスが増え始めました。原口がよかったですね。やっぱり、あのメンバーでは頭ひとつ抜けた技術を持っていました。そして、最初の得点を決めた 酒井も存在感がありましたよ。得点シーンまでは再三右サイドを駆け上がっているのに、まったくパスが出てこなかったのですが、得点以降は酒井のサイドにボールが集められました。


マレーシアは後半さすがに動きが落ちました。2−0ということもあり、日本は落ち着いてプレー出来ましたよね。扇原もそのあたりでは伸び伸びやれていた気がします。もしかして、気弱なタイプなんでしょうか? 後半途中出場した 永井も印象的でした。最初は悪いピッチに苦しんでいましたが、徐々に慣れシュートも放ちます。それよりも、右サイドから切れ込んでファーサイドの杉本にだしたクロスがあったでしょ? あれ、本当に美しかったです。凄いやわらかい感じのタッチで。シビれました。


ああ、きょうは楽しかった!!
 

◉関塚監督「シュートへの意識が得点につながった」 ロンドン五輪アジア最終予選 U−23マレーシア戦後会見
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/text/kaiken/201202230001-spnavi.html
『――前回の戦いと比べてマレーシアにはどういう成長があったと思うか?(マレーシア記者)
 非常に攻撃的なシステムに変えて、ゴールを奪おうという姿勢が見られたなと思います。』


毎回、関塚監督に文句を言うのは気が引けるのですが、もう少しサービスも必要だと思うんです。マレーシア記者がなにを聞きたかったか? 憧れの日本サッカー界から、褒めてほしかったんですよ! このチームはともかく、女子が世界一になって以来、日本サッカーはアジア中の憧れなんですから。「あの雲の上の存在である日本と、堂々と戦ったマレーシア」を褒めてほしかったんです。「こういう戦いをしないと成長はない。マレーシアに拍手を送りたい」ぐらい言ってくれれば、日本のファンはもっと増えたのに。そしたら、引きこもりサッカーやるチームも減って、これからのアジア予選が楽になるのに。