ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

ハノイに戻ってきました。旅のまとめ2。

ベトナム縦断旅行を両親とした話です。忘れないうちに書かないと・・・・


3月8日(木)朝6:30から空港へ、荷物受取る、16:00からハロン湾
3月9日(金)ハロン湾から空港へ、両親と合流しハノイ
3月10日(土)ハノイ → ダナン → ホイアン
3月11日(日)ホイアン観光 → フエ
3月12日(月)フエ → ホーチミン
3月13日(火)クチ観光、昼から自由時間
3月14日(水)ミトー、サッカー観戦、両親帰国



2日目。ハロン湾からは、たいした距離もないのですが、あまりいい道でもないので時間がかります。3時間かけて空港に行き、やっと両親と合流できました。旅行社のガイドさんも一緒です。ホッとしました。


旅行の行程表をもらいました。母は日本で大手旅行社にこの旅を依頼しました。しかし、ガイドさんは現地の旅行社から来ていたのです。恐らく、丸投げされているのでしょう。どうりで、大手旅行社のハノイ支店に電話したとき、心なしか凹んだ声で話されていたわけです。しかも、これは後からわかったのですが、団体旅行でした。私たちだけでしたが。


そもそもは、私がハノイに移住した当初から両親はベトナム旅行をしたいと言っていました。で、私が案内することになっていたんです。でも、今回は大手旅行社の旅行券があるので、母が手配することになったのです。私の分はベトナム国内の料金だけで、6泊して8万円ほどだったようです。ハノイではソフィテルプラザに泊まれましたし、他もいいホテルでした。安いですよね? 車と日本語ガイド、国内航空券、3食付いての料金ですよ。ガイドさんたちは親切でとてもよくしてもらいました。


しかし、その分、昼、夜のご飯は寂しいものでした。気分的には毎食ベトナムのチャーハンを食べてる感じでしたよ。私のいつもの食事と変わらない! 6日目ホーチミンで、やっと自由時間があって、そこでおいしいご飯がたべれました。昼、吉野でお寿司。夜、カラベルホテルでステーキを食べました。泣きそうなくらいおいしかったです。チャーハンを食べる度に大手旅行社のやり方に疑問を感じました。いま、日本でお金を持ってるのは高齢者ですよ。そこからお金を稼がなくてどうするのでしょう? 


安い旅行よりも快適な旅行をしたい人たちなんです。そういう顧客データの蓄積もないんでしょうか。母は面倒がられたようで、あまりまともな対応を受けなかったようです。旅行券が料金の半分しか使えなかったと、ずっと言ってました。そんなルールがあるんでしょうか? また、驚いたんですけど、国内線の飛行機はベトナム航空であったにも関わらず、格安航空仕様でした。バスで飛行機まで移動とか、機内で水しか出ないとか。私としてはいつも通りなんですけどw



旅の話に戻ります。空港から1時間かけてハノイに行き、ホテルにチェックイン。そして、水上人形劇に。初めてですよ。今まで行ったことがなかったんです。結構、よかったw 特に琴のテルミンみたいなのが凄かったです。


3日目。午前中、ホーチミン廟などハノイ市内観光。昼からなんですけど、私が琉球ガラスの工場に行きたいと言いました。前日に言ったとき、一旦はダメと言われたのですが、対応してくれたんです。そう、後から考えれば団体旅行なので、そういうことは出来ないルールだったのかもしれません。でも、行けてよかったです。ベトナム人職人さんたちが手慣れた感じでガラス製品をつくっている姿に感動しました。母もグラスなどを買いたがったのですが、荷物になるので断念。私はまた買いに行くつもりです。


ベトナム琉球文化工芸村
http://www.vietnam-ryukyu.com/vietnam_r.html


それから、空港に向かう途中で、ハノイ国立博物館に行きました。国家会議センターの隣です。バブルっぽい建物が前から気になっていたんです。悪くなかったですが、凄いという物もなかったような・・・ 


ハノイからダナンに移動。ダナン空港は新しく、とてもきれいでした。ダナンの街もきれいでした。でも、夜なのでよくわからなかったんですけど。そこからホイアンに向かいます。リゾート開発が進んでいるようで、海岸沿いには大きなホテルが数多く見られました。


4日目。ミーソン遺跡。これが世界遺産・・・ だって、日本で言ったら平安時代くらい? 「富士山を世界遺産に!」とか言ってる人もいるけど、もう世界遺産という言葉にそんなに価値はないのでは? 昼はホイアンの旧市街に。ここはよかったです。昼間はバイクの規制もされていて静かでした。でも、紫檀の店かなんかで店員の男性が「あなたは結婚してますか?」とか言って来てウザかったです。マジで。それ以降、母が飯の度に「あんたは結婚しないのか?」と言うようになりました。


ホイアンはまたゆっくり行きたいです。そこから今度は車でフエに移動。3時間くらいだったかな。でも、車に乗って寝てればよかったので、飛行機より楽でした。フエの街はハノイのようにごちゃついた感じでした。5日目。しかし、フエの旧市街は美しかったです。この辺は旅の最中にも書きましたね。


そして、ホーチミンへ。フエの空港酷かったです。ダナンから飛びたかったな。ゲートに表示なども一切なく、待ってる間不安でした。ホーチミンは2回目なので、だいたい街の感じもわかります。レストランにも街にも、卒業旅行の学生たちでいっぱいでした。晩、少しお腹が寂しかったので、ラーメン屋さんに。そして、コンビニへ。夜の便利さはホーチミンが断トツですね。


6日目。クチ観光。前に書きました。ベトナム人としては、アメリカと戦った誇らしい場所なわけですが、第3国から来た私たちとしては「戦争反対」ぐらいの感想しか出てこなかったり・・・ そう、ゴム畑が美しかった。昼からはおいしいご飯を食べて、両親のお土産の買い物。暑さでバテ気味だったのでお昼寝。


7日目。メコンデルタ観光。うーん・・・ 暑い。博物館などもエアコンがなく暑い。ガイドさんが「涼しいのでお土産物屋さんに行きましょう」と言う。そこで母がさくっと10万円のバックを買ったのに衝撃を受ける。「なのに、なんでいつものチャーハン食ってるのか?」という怒りがまたw 「旅行の思い出なんて、買って来た物でしか思い出せない」んだそうです。格差社会だ。


夕食時に私がサッカー観戦をしたくて日本料理店を彷徨う。そして、両親を送って空港へ。ガイドさんは空港前でお別れ。そこから両親のチェックインの付き添い。中に入って行くのを見送る。疲れたようでしたが、旅行自体は楽しかったようです。これからは国内旅行に切り替えると言ってました。年齢的に海外はそろそろツラいのでしょう。私はそれから前にも泊まった安ホテルへ。ここからバトルへ!


空港を出たら、タクシーがあったので乗りました。しかし、例の料金メーターが!! 空港からすぐの橋を渡った時点で10万ドン!! この前、ホテルまで 10万ドンだったのに。その場で停車させ、運転手に文句を。GOODメーターとか言ってるので、大声で「ポリース!ポリース!』と絶叫。そしたら、やっと「10万ドンでいい」と言いやがりました。メーターの動きもまともな早さに戻りました。


しかし、ホテルに着いたらメーター通り 20万ドンよこせと言って来たのです。もちろん、10万ドン(5ドルほど)しか払うつもりはありません。運転手の腕を掴んでホテルまで連れて行きました。ホテルの従業員たちとはこの前で顔見知りになってると思たんです。しかし、覚えてないのか、ベトナム語で話す運転手の方を信用したのか「困った日本人だ」的な顔でこっちを見るのです。


でも、結局、10万ドンしか払わずに済みました。その後になって、やっと従業員が「なにがあった?」と聞いてきました。「空港からここまでで20万ドン払えと言われたんだよ」と言うと、「それは酷い! ごめんなさい、あなたの言ってることがわからなかった」と謝ってくれました。でも、そうでなかったらお金もらうまで運転手が帰るわけないのに。疲れた。


その次の日もタクシーでやられました。もしかして、ホーチミンのタクシー事情はハノイよりも酷いのでしょうか?